陽射しがあれば春を感じます。
ただしお天道様が雲に隠れるとまだ冬の寒さ。
今年の春は「三寒四温」という言葉がピッタリの気候です。
(本来の「三寒四温」は中国大陸における冬の気候を表した四字熟語です。シベリアから寒気が3日間南下して寒く、その後の4日間は寒気が弛むという気温を繰り返すという真冬の気候で、日本のように春の気温変化を表した言葉ではありません・・・などと知識をひけらかすと嫌われますね。。。反省)
それにしても今年の京都はよく雪が積もります。
先週の火曜日も、
私の出勤日だけでも、これで3回目の積雪です。
さて、12月末に剪定・誘引したツルばらの芽の動きが顕著です。
先端の芽はすでに2㎝以上伸びています。
先週と比較してみても、
あれっ?もっと顕著にわかると思いましたが、写真にするとあまり変わっていませんか?
では、こっちはどうでしょうか?
やっぱり分かりにくかったですね。失礼しました。
HT種とFL種は春花剪定を2月11・12日に実施してから2週間が経過しました。
「二毎芽(にまいめ)剪定」をした時には全く動いていなかった芽が膨らんでいます。
中にはクラウン(株元)からも芽吹いている株もあります。
地植え株も、
この品種(シーアブリス)は低く仕立てるとイジけて良花が咲きませんので、自然と背が高くなってしまいます。
(したがって鉢植えには向きません。何株か鉢植えに挑戦しましたが、良い花は咲きませんでした。地植え専用の品種です。)
しかも、
赤い矢印2芽は膨らんでいますが、下の紫の矢印の芽は、
御覧の通り「なんちゃって芽」です。
品種によって「なんちゃって芽」の多いものがありますので注意が必要です。
(このシーアブリスを初めとしてブルーシャトー、マダムヴィオレなど)
また、
矢印の部分は、10年経過した超古枝を「節(ふし)」で剪定した武州です。
春花剪定(地植え編) - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その枝は、
まだまだ芽が出ていません。
あと1ヶ月は様子を見ます。
同様に、
地植えを鉢上げした手児奈をげんこつ剪定しました。
しかし、御覧の通りまだ芽が動きません。
これまたあと1ヶ月は様子を見ます。
今週は暖かくなる予報です。
どこまで芽が伸びるか楽しみです。