暑い暑いと言いながらもお盆を迎え、今朝は吹く風に「其処(そこ)は彼(か)と無く」という言葉通り、ほのかに秋の気配を感じました。
敏行朝臣の「風の音にぞ~~」の歌ではありませんが、立秋の翌日(8日)以降、夜にはコオロギが鳴いています。
秋花のための剪定まであと2週間、これから少しずつ「小さな秋」が増えていくのが楽しみです。。。んが、それにしても暑い!!
先ほど(16:00 過ぎ)外出先から帰宅した際、カメラを持って庭を一回りしました。
鉢植えはシュートの2(~3)段目で高さを抑えるために「お遊び」(6月18日「地植えの細枝整理」の記事をご覧ください)をしていますので、一部の例外(メルヘンケーニギン、クリスチャンディオールなど)を除いて、1~1.2mほどの高さに収まっています。
先々週に「梅雨明け剪定」を実施したツルばらは、
風で揺れて枝(新しいシュート)同士がこすり合わないよう、また真っすぐ上に伸ばすために、シュート枝を束ねて農竹に結び付けてあります。
ただし、晩秋にオレンジ色になる実を楽しむために「梅雨明け剪定」をしなかった「つるデンティベス」は伸び放題です。
しかし、今年伸びた新しいシュートたち(矢印)は、やはり束ねて農竹に結び付けてあります。
その他、地植えのコンテスト選手たちは、
矢印の株が我が家の御神木です。
鉢植えも地植えも、今日の段階で顕著な落葉は見られません。
あと2週間このまま葉が茂った状態を保って、秋花剪定を迎えたいところです。
そんな中、自分で接ぎ木をした新苗たちは、
本来は8号鉢に移植し終わっているはずの時期ですが、今年は鉢替えする時間がなく、まだ多くが6号鉢のままです。
で、鉢替えをする代わりに、すべてを土の上に直(じか)に置いてあります。
もちろん白根は鉢の中に納まらず、鉢底から地面に伸びています。
わざと地面に根を伸ばすのは、水切れを起こさないようにするためです。
(ただし10月までこのままにしておきますと、地面から鉢が抜けなくなりますので要注意です。)
さて、例によって1週間のまとめです。
先週来の採花状況を並べます。
左下のバケツには、咲き残ったアジサイが入っています。
4番花が始まる気配です。
この中の「きれいどころ」のアップ写真を、後に並べます。
というわけで昨日(13日)には、この時期には珍しい「まともな花」が少しありました。
昨日、昼間に行った定期薬剤散布ですが、今のところ薬害の兆候は見られずホッとしています。
会員の皆様には10月14日(金)~16日(日)の「大阪ばら展2022」のコンテスト日程などを、明日発送で郵送いたします。
剪定日の参考にしていただき、ばら展には1輪でも多くの花をご出品していただきますようお願い申し上げます。