残暑お見舞い申し上げます。
とは言うものの、秋の虫たちの声が随分聞こえるようになりました。
空に浮かぶ雲もスジやウロコが見え始めました。
今週は明石にも水・木(17・18日)と待ちに待った雨が降り、地植え株もホッと一息といったところ。
京都では毎日のように激しい夕立(スコール?)があって、仕事帰りに傘の心配をすることが多いのですが、明石では7月19日以来の雨らしい雨でした。
ところが、雨に当たって気が弛んだのか、鉢植えの中で急に葉が黄変し落葉する株が目立つようになりました。
品種の特性で落葉しやすいものと、それほど落葉しないものがあります。
↑ 真ん中のレッド広島はほとんどすべての葉が健全ですが、右のイーハトーブの風は下の2~3枚が黄変、左の高雄はシュート第1段目がほぼすべてが落葉してしまいました。
まあ、上の方には葉が残っていますので、秋花剪定の「切る位置」で困ることは無かろうと思っています。
さて、この1週間、4番花が咲いています。
さすがに4番花は1輪1輪では写真になりませんので、何輪かを束にして記念写真を撮りました。
左下2輪がレッドクリフ、右下がユートピア、上の真ん中はパパメイアン、左右が魅惑、左奥にダブルディライトがいます。
夕方5時ころから雨が降り始めたため、定期薬剤散布は明日にします。
ほんの少しオオタバコガの害が出ています。
明日はプレオで対応する予定です。
なお、従来の教科書通りに「冬の元肥」と「夏の元肥」を与えていらっしゃる方は、そろそろ施肥の時期です。
地植え株には冬の元肥の半分程度(1株に有機配合肥料200~250gが目安)を株元に蒔いて、5~10㎝程度の深さに中耕しておきます。
(今日あたりから月末までに行う作業です。私は梅雨入り前に1年間分の元肥を与えてありますので、夏の元肥は施しません。)
鉢植えには月に1度の置き肥をしますが、秋花剪定の後、ステムが一気に伸びる時期(剪定後10~20日後)に最も肥料効果が出るように与えたいと思いますので、8月の最終週~9月5日ころに「今年最後の置き肥」として施すことにしています。