世間様ではお盆休みの真っ最中ですが、私のお盆休みは「秋花剪定休暇」に振り替えてありますので、今日・明日のみ通常の週末の休みです。
で、今日は朝早くからツルばらと格闘……遅ればせながら「梅雨明け剪定」を行いました。
今年の近畿地方は6月中に梅雨が明けてしまい、その後猛暑・酷暑・炎暑が続き「熱中症警戒アラート」が出続けていていましたので、「命の危険」を感じてツルばらを放置してありました。
しかし、お盆を迎えてツルばらが繁っている状態では、ダニの発生源になる可能性があります。
定期薬剤散布の折にバイオアクトを使うことによって、30数年来「ダニを見たことがない」と豪語しています(本当はツルばらの一部にほんの少しだけ発生することはあります)が、その自慢を継続するためにも早く剪定作業をしなければならぬと決意し、本日実行した次第です。












この画像の右奥に「懸崖」が残っていますが、これは「つるデンティベス」です。
下から見ると、

こんな感じです。
「つるデンティベス」を「梅雨明け剪定」しないのは、毎年申し上げますが、晩秋にローズヒップを楽しむためです。

ただし、この木は樹齢約40年。
株元は直径30㎝を超えていますが、穴ぼこだらけ……栽培者が「テッポウムシ退治の迷人(めいじん)」ゆえ、これまで十数匹のゴマダラカミキリを育てた株です。
そのため、この数年で樹勢がすっかり衰えてしまいました。
昨年末に接ぎ木をして「お世継ぎ」を作ったのですが、その新苗の成長が今一つ。
この年末に代替わりをするかどうか、今のところビミョーです。
剪定作業は4時間弱で終わりましたが、ツルばらの繁みに潜り込んでの作業ですので、トゲに絡んで作業服はビリビリに破れ、左右の腕のあちこちから出血。。。
今日着ていた作業服は本日をもって「お役御免」となりました。
最後に例によって剪定したツル枝をガーデンシュレッダーで粉砕しました。



これでツルばらの株元がスッキリし、クラウン部分まで日光が届くようになりました。

枝を切ったショックと根元まで届く日光によって、また新たなベーサルシュートあるいは途中シュートが何本も出ます(出るはずです)。
HT種ではお盆以降に出るシュートは年末までに充実しないため切り捨てるのが基本ですが、ツルばらは12月末の誘引の時までにはそれなりに硬くなり、来春の花を期待できます。
また「繁み」がなくなりましたので、ダニを始めとする病害虫の発生リスクも軽減しました。
何よりも定期薬剤散布の薬剤量を減らすことができ(とは言っても、私は常に100ℓ 準備して周りの樹木や野菜に散布しますが)、ツルばらの根元までしっかりと薬を掛けることができます。
ツルばらを夏季に剪定することを推奨している書物や栽培者は少ないのですが(書物では京阪園芸『百科バラづくり』〈ひかりのくに株式会社〉)、ツルばらをお持ちの方はお時間があればお試しください、12月の誘引作業が圧倒的にラクになります。
ただし「ツルばらの梅雨明け剪定」の時期は7月末までが基本です。
お盆過ぎでは遅いかもしれません。
また、剪定作業中の熱中症には十分ご注意を!
関西ばら会の会員の皆様には10月24日(金)~26日(日)に開催いたします「大阪ばら展2025」のご案内をお送りいたします。

週明けには届くと思いますのでご覧ください。