関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

ツルばらと格闘しました

お盆は過ぎましたが、まだ猛烈な残暑が続いています。

関東方面の皆様、台風の被害はございませんでしたか?お見舞い申し上げます。

 

今年は町内会の役員に当たっていたり、7月末にはコロナに感染したり……と、ばらの作業が思うようにできていません。

「ツルばらの梅雨明け剪定」もなかなか実行できずにおりましたが、本日、何とか完了しました。

 

使用前・使用後……ではなく、剪定前・剪定後の画像を並べます。

剪定前①

剪定後①

 

剪定前②

剪定後②

 

剪定前③

剪定後③

 

剪定前④

剪定後④

 

そして例によって、剪定した枝はガーデンシュレッダーで処理しました。

ガーデンシュレッダー処理前

ガーデンシュレッダー処理後

例年より3~4週間遅い「梅雨明け剪定」になりました。

今後、新たに発生するシュートに影響が出るかもしれません。

例年通りの時期に剪定すると所謂「土用シュート」が盛んに出て、12月の誘引の頃までにはしっかりと固まり「使えるツル」になります。

しかし今年はお盆過ぎの剪定ですので、さあ、どうなりますことやら……

ただし、5月以降シュート枝が何本も出ています。

来春の懸崖作りは問題なく咲かせることができます(できるはずです)。

 

「梅雨明け剪定」が遅れたことも一因だと思いますが、ツル枝が密集していた所に多くのカイガラムシが発生しています。

カイガラムシ

カイガラムシ

カイガラムシ

すでに蠟状の「貝殻」を被っているものも少しはありますが、ほとんどが「裸」の状態で、枝を揺らすと粉のように散ります。

その散ったものがまた枝に登るのかどうかは分かりませんが、とりあえずまだ枝に残っている「白い部分」には、明日、マシン油乳剤を塗布する予定です。

枝に残ったカイガラムシ

 

一昨日頃から我が家の「ばら藪」の中で秋の虫が鳴き始めました。

小さなクダマキモドキ(キリギリス・ツユムシの類)も何匹か目にしましたので「もしや」と思っておりましたところ、

8月17日 ツユムシの類の食害

やはり、やられていました。

ユムシ

これは何年か前の画像ですが、こいつらに秋の「もののあはれ」を感じていてはいけません。

ユムシの類は、ばらの蕾を齧る歴(れっき)とした害虫です。

ユムシの類の食害

キリギリス・ツユムシの類をばらの近くで見かけた時には、迷わず「テデトール(手で取る)」で退治することをお勧めします。

 

関西ばら会の会員の皆様には、秋のばら展のお知らせを発送いたしました。

週明けにお手元に届くと思いますが、コンテストの日程は次の通りです。

大阪ばら展2024 コンテスト日程

出品してくださる皆様は「秋花剪定」の日取りを今からご検討ください。