朝から天気は良かったものの、西風の冷たい1日でした。
まだポロポロと花が咲き、昨日・今日連続で採花できました。
出勤前、6:20頃に撮影しましたが、まだ薄暗いです。
日の出時刻は6:53でした。
背の高い花は、左からレッド広島(赤)、ベテランズ オーナー(赤)、ザ マッカートニー ローズ(ピンク)です。
蕾からゆっくりと時間をかけて開花していますので、いずれも巨大輪です。
その他、
いずれも本来の色よりも濃く発色しています。
この色は初冬ならではの色合いです。
とは言うものの、あと2週間ほどすると鉢の土替え作業が始まります。
その下準備として鉢の水を切って、鉢土を乾燥させて軽くしなければなりません。
というわけで、まだ蕾が残っている鉢もありますが、今日の灌水を最後に土替えの時まで水を与えません。
1週間前の土曜日に「お遊び」として「接ぎ挿し」の再チャレンジを始めました。
1週間経過して、本日の様子です。
以上は前野さんのご著書の通りに「切り接ぎ」をしたもの。
さらなるチャレンジとして「芽接ぎ」して挿し木したものは、
芽が膨らんでいますが、これは穂木(または張り芽)自身が持っていた力で芽が動いているだけで、まだ活着しているわけではありません。
継続して観察する必要があります。
ところで、私は3年前の「完敗」が悔しくて、台木が入手できない今年、ちょっとした「お遊び」のつもりでチャレンジしているのですが……
この「接ぎ挿し」に関して、深く研究なさっている先輩がいらっしゃいました。
当会会員でもある山口の岡原悦雄氏から昨日メールを頂戴し、貴重なアドバイスを受けました。
岡原さんの承諾を得ましたので、資料を掲載します。
③では私自身の新たなチャレンジだと思っていた「芽接ぎ」の接ぎ挿しまでなさっています。
いずれも台木は30㎝以上の長さが必要とのこと。
私は5~8㎝で挿し木していますが、岡原さんによりますと、こんな短い台木では活着率は0%だそうです。
さて、どうなりますことやら……
来る15日の講習会の折に、台木用のトゲナシノイバラを持参いたしますので、興味のある会員さんはどうぞお試しください。
岡原さんには貴重な資料をいただいたこと、御礼申し上げます。