今夜からしばらくは梅雨空に戻りそうですが、日中は晴天が続きました。
昨日に続き、2番花の様子です。



















さて、こんな花々を眺めつつ、午後からちょっとした「お遊び(実験)」をしました。
まずは、この春は2度目の「接ぎ挿し」に挑戦し、そして失敗しました。
悔しいので、何とか接ぎ挿しに似たもの……すなわち台木の代わりにトゲナシノイバラを使って接ぎ木をし、それを挿し木することができないものかと思案し続けております。
で、一つの試みとして、鉢植えのトゲナシノイバラに芽接ぎ(T字接ぎ)をして、その芽が活着した後にそれを挿し木にしたらどうだろうか?と思い当たった次第。

トゲナシノイバラの鉛筆程度の太さの部分。
大切なのは腰を不自然に曲げる必要がなく、楽(らく)な姿勢で作業ができる高さであること……1~1.2mの高さでしょうか?
ここをナイフでT字型に傷をつけ、樹皮を開きます。


この作業は切り接ぎ用のナイフやカッターナイフでも可能ですが、芽接ぎナイフがあると作業はスムーズです。

左側が刃、右は樹皮を開く時に使うヘラです。
一方で同時に、穂木(穂芽)を準備します。
今の時期であれば1.5番花が咲き終わったステムの中間あたりの芽が良かろうと思います。
固まったステムでふっくらとした感じの芽が理想です。

葉は切り落としますが、葉柄は残しておいた方が穂芽を持ち易いと思います。
その芽を木質部を含めて削ぎ落とします。


削ぎ落とした穂芽の裏側の木質部を剝がします。


芽の付いた緑色の皮だけになれば、穂芽の完成です。
これをT字型に開いた部分に差し込みます。

これを接木テープ(ニューメデール)で固定します。


芽の部分は接木テープで覆わないようにします。
今回は「接ぎ挿し」が目的ですので、葉3~4枚ごとに同様に芽接ぎをしました。

10日~2週間後に葉柄に触り、ポロリと落ちるようであれば芽接ぎ成功。
触っても落ちずに茶色くなって「こびり付く」状態ならば失敗です。
今回の実験は活着した後、それぞれの芽に葉を2枚ほどつけて短く切り、それを挿し木にしてみよう……というわけです。
また、昨年12月27日に切り接ぎをしました。
その際に切り捨てた台木のクラウン部分を5つ「挿し木」にしてありました。


これがすべて根付いておりましたので、それに「T字芽接ぎ」を行いました。
本来は9月中旬~10月上旬に行う芽接ぎですが、昨年の台木のクラウン部分ですので、秋以降になると樹皮が固くなり、T字型に開くことができるかどうか不安でしたので、今日、取り急ぎ芽接ぎしました。


土を掘り下げ、クラウンの下(黄色円内)をできるだけ長くします。

トゲナシノイバラの時と同様に、T字型に開きます。
今の時期ですので、比較的容易に開くことができました。

穂芽を差し込んで、接木テープ(ニューメデール)で巻きました。
というわけで、今日は久々に採花以外の「お遊び」を楽しむ余裕がありました。
定期薬剤散布は朝のうちに済ませました。

本日のレシピは、
パレード フロアブル(殺菌剤)……25㏄
ディアナSC(殺虫剤)……25㏄
オルトラン水和剤(殺虫剤)……100g
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
明日からは再び梅雨らしい天気になるようです。
うっとうしいですが、雨も必要ですからお天道様に任せることにしましょう。
ただ「災害レベル」の雨にならないよう願っています。