今日の昼の12時が2023年のちょうど真ん中だそうです。
折から半夏生。
明石ではタコを食べる習慣がありますが、この数年、イカナゴ同様に明石沖のタコが激減しています。
レジャーボートによる乱獲やシラス漁でタコの稚魚が網に入ってしまうことなどが原因と言われていますが、困った問題です。
20数年前、まだ小学生だった2人の息子たちと一緒に乗合船に乗り、3人で100杯以上のタコを釣ったこともありましたが、今は昔の物語です。
「五月晴れ」というのは、本来は梅雨の中休みの晴れ間のことですが、今日はまさに「五月晴れ」の一日でした。
旧暦では5月15日、ちょうど満月か?と思いきや、満月は明日でした。
さて、朝から2番花の採花に追われました。
切った端から家内がご近所さんに配って回りましたので、今日は「集合写真」がありません。
しかし「すごい美人様」から「ちょっと美人さん」まで、カメラに収めました。
今日はばらのカタログです、御覧ください。
晴天が続けばもっと派手に発色するのですが、昨日までの雨で華やかさがありません。
これは陽射しに関係なく、安定した色合いです。
優しい丸弁の白で細枝性の花です。
我が家の定番ですが、やはり昨日までの天気のため、紅の発色が良くありません。
秋花は黒ずんで濁った色合いになってしまいますが、1番花~2番花は澄んだ色合いも花の大きさも抜群です。
じっと見つめていると、花の中に吸い込まれてしまうような錯覚に陥る不思議な輝く赤色です。
ただしこの花も秋はダメ。
色合いは変わりませんが、花芯がキャベツになりますので、秋のコンテストには使えません。
2年目の株ですが成長が早く、大きな花をたくさん咲かせています。
小ぶりの切り花用品種ですが、丈夫で多花性。
我が家で出た手児奈の枝変わり。
1株だけ残っています。
今日の白秋は一流品ではありませんでしたが、現在の白ばらの中ではピカイチの品種だと思います。
おいしそうな色合いの巨大輪です。
古い切り花用品種です。
その他、1輪ずつの花を並べます。
発色が最悪ですね。
以下、フロリバンダ種です。
お気に入りの品種がございましたら、12月の接ぎ木講習会の折に声をかけてください(パテントに注意すべき品種も多数ありますが……)。
夕方、定期薬剤散布を行いました。
珍しくアブラムシが発生していますので、有機リン系の薬剤を使いました。
今日のレシピは、
トップジンM(殺菌剤)……65g
ジェイエース水溶剤(殺虫剤・アブラムシ対策)……100g
コテツフロアブル(殺虫剤・ミカンキイロアザミウマ対策)……50㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
「五月晴れ」のおかげで薬剤散布ができました。。。やれやれです。
定期散布ができない場合は、天気予報を見ながら有給休暇を取ろうと思っていたのですが。