関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

雨に当たっていない2番花

21日の水曜日以降、曇り空が続いてはいますが、雨は降っていません。

気温の高いこの時期、萼が下りてから3日程度で3~4分咲の切り頃になりますので、昨日・今日の花は雨による腐敗やシミのない「それなりにエエ花」が咲いています。

そこで、5月の1番花を差し上げることのできなかった知人に、ラッピングした大量の花を持って行きました。

6月25日 ラッピング済みの花

 

庭には2番花の在庫がまだどっさりと残っています。

6月25日 地植え―1

近づくと蕾の数が分かると思います。

6月25日 地植え―2

今日は昼間にやや硬めの蕾まで大量に採花しましたので、明日の採花数はやや少なくなると思います。

でも1日置くとまた大量に採花できますので、火曜日あたりには仕事場に持って行きたいと思っています。

ただし、雨に当たってしまうと「人様に差し上げる花」としては値打ちが下がりますので、明日(月曜日)に雨が降らないことを願っている次第。

 

その他、庭の様子です。

6月25日 地植え―3

手前のオレンジ色はオクトーバーフェストですが、奥にある背の高い一群が我が家の主力選手のシーアブリス4株です。

2番花の段階で背丈はすでに2m40㎝以上になり、蕾の多くが防虫ネットの天井に触れています。

開花すると花がネットに触れて傷だらけになりますが、どうしようもありません。

(シーアブリスは低く仕立てるとイジけて良花を咲かせません。)

6月25日 地植え―4

手前は御神木の魅惑です。

 

一方鉢植えは、

6月25日 鉢植え―1

品種によっては2番花が終わっています。

コンテスト派の皆さんは、2番花以降は花を咲かせず蕾をピンチし、9月に剪定して10月に花を咲かせる……という人がほとんどです。

しかし私は2番花はもちろん、3番花も4番花もすべて咲かせて切り花として楽しみます。

それでも秋のコンテストでは人並みの花を出品しています(と、自分では思っています)。

「2番花を咲かせると、ばらが体力を使ってしまい、秋花に影響する」というのは、コンテスト派の迷信で誤りです(と私は思います)。

6月25日 鉢植え―2

鉢植えのフロリバンダ種の一群です。

1番花では中心の蕾を摘んで房全体の開花期を揃えましたが、2番花以降は放ったらかしです。

今は中心の蕾が開花していますので、花首だけ切ってコップに活けておきます。

 

1番花の後、凋花がミイラになっていたツルばらの懸崖作りですが、ミイラはそのままで2番花が咲いています。

6月25日 ツルばら(右・荒城の月)の懸崖作り

6月25日 ツルばらのトンネル

 

こんな中で咲いていた、ちょっときれいな花たちのカタログです。

6月25日 イーハトーブの風

 

6月25日 清涼殿

 

6月25日 ローラ

 

6月25日 ニールダイヤモンド

 

フロリバンダ種も少しだけ並べます。

6月25日 マリーナ

 

6月25日 フレグラントアプリコット

 

6月25日 アプリコットネクター

 

6月25日 フレグランスペルシカー1

6月25日 フレグランスペルシカー2

 

6月25日 プレイガール

 

6月25日 マチルダ

 

6月25日 うらら

 

自家製接ぎ木苗も、概ね順調です。

6月25日 自家製接ぎ木苗(あけぼの)-1

6月25日 自家製接ぎ木苗(あけぼの)-2

 

で、ず~~っとご紹介し続けている例の「八甲田」ですが、

6月25日 自家製接ぎ木苗(八甲田)-1

6月25日 自家製接ぎ木苗(八甲田)-2

やっとシュート芽が2つ出てくれました。

花を見るのは来年……と思っていましたが、秋には20数年ぶりに「八甲田」と再会できそうです。

 

先週挿し木をしたスタンダード用の台木も、全く萎れることなく順調です。

6月25日 スタンダード用の台木ー1

黄色の円内に近づくと、

6月25日 スタンダード用の台木ー2

芽が伸び始めていました。

活着したものと思われます。

 

ただし、困ったヤツも。

6月25日 葉の違和感―1

6月25日 葉の違和感―2

この「違和感」、お分かりですか?

葉裏を見ると、

6月25日 葉の違和感―3

そう、うどん粉病の初期症状です。

(表から見ると、葉が何となく波打ち、葉色もやや斑(まだら)な感じ。葉裏は赤く変色。)

元肥を与えて窒素肥料が効いたため、葉が柔らかく成長して、うどん粉が出やすくなります。

これは昨日、殺菌剤のフルピカフロアブル散布で対処しました。

 

一方、

6月25日 黒星病ー1

5月にとある大先輩から頂戴した株ですが、黒星病(黒点病)も一緒に頂戴したようです。

6月25日 黒星病―2

6月25日 黒星病ー3

斑点の出ている葉はもちろん、近辺の葉をすべてむしり取ります。

6月25日 黒星病ー4

6月25日 黒星病ー5

この後、殺菌剤を残った葉と枝に十分散布します。

(昨日のフルピカで対処済み。)

 

そんなこんな、内容が散漫になってしまいました。

今週は天気予報に傘が並んでいます。

さて、職場に花を持ち込めるかどうか。。。