関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

6月の講習会は3日(土曜日)です

「やさしいばらの育て方」講習会、6月は第1日曜日ではなく、3日(土曜日)の開催です。ご注意ください。

時間はいつもと同じ14:00~16:00、長居植物園に隣接した「花と緑と自然の情報センター」1階・セミナー室で行います。

講習内容は梅雨~梅雨明けの間の手入れ(施肥・薬剤散布・シュート処理など)、新苗の管理、2番花の楽しみ方などの話が中心になります。

会員様以外は原則として予約が必要(花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788)ですが、当日、会場でも受け付けますので、気楽にご参加ください(教材費¥200をお願いいたします)。

天気が心配ですが、多くの皆様のお越しをお待ちしています。

 

さて、今日はまず1月4日に接ぎ木をした自作新苗(5号スリット鉢)に施肥しつつ、蕾が見えているものはすべて摘み取りました。

5月28日 接ぎ木苗ー1

ほとんどの苗が2段目が充分に伸び、高さは鉢を入れて60~90㎝になっています。

先端には蕾が乗っています。

5月28日 接ぎ木苗の蕾

春苗の蕾は、9月の「秋花剪定」まで摘み続け、初めての花を見るのは10月の秋花まで待たなければなりません。

先日の「大阪ばら祭2023」の会場でも新苗を販売しましたが、「蕾は必ず摘み取ってください」とお話しすると「可哀想だ」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいました。

しかし「新苗は花を咲かせることの方が(体力を消耗して)可哀想なんです!」と強く申し上げたのですが、果たしてどれだけの人が蕾を摘んでくださっていることか?

5月28日 接ぎ木苗の蕾摘み―1

一番上の5枚葉の上でピンチします。

5月28日 接ぎ木苗の蕾摘み―2

接ぎ木苗の中には、

5月28日 接ぎ木苗―2

矢印の部分に近づくと、

5月28日 接ぎ木苗のシュート

待望のシュートが出ています。

このシュートの2回目のピンチをする時に、現在長く伸びているステムを根元から切り捨てます。

接ぎ木をして最初に伸びるステムは、この太いシュートを出すための「呼び水」であり、この細いステムが秋以降の「主幹」になることは、普通はありません。

ただし、芽接ぎ苗の場合は最初のステムが異常に太く、主幹になることが稀にありますが、切り接ぎ苗ではほとんどありません。

 

次に、鉢植え株の枝の整理と施肥を行いました。

5月28日 鉢植え株の肥料

私はレバープランツの「ボカシ肥料(大粒)」を愛用しています。

8号鉢に6粒、10号鉢に10粒施します。

今後、毎月1度の施肥を8月末(または9月初旬)まで、合計4回繰り返します。

また、施肥と同時に細枝(割った後の「割りばし」よりも細い枝)はすべて生え際から切り捨て、株全体をスッキリとさせます。

5月28日 細枝の整理後

株元まで陽が当たりますので、肥料効果と相まってシュートの発生をさらに促してくれます(と信じています)。

5月28日 作業前

5月28日 作業後

多少スッキリとした感じがお分かりでしょうか?

写真にすると、あまり変わり映えしませんね(笑)。

 

さて、庭では1.5番花がそろそろ咲き始めそうです。

5月28日 地植え

ただし、黄色の円内のように、ツルばらの残骸がミイラ化して残っています。

はてさて、この整理はいつになったらできることやら。。。