今日は二十四節気の大暑ですが、まだ私の気象感覚では梅雨が明けていません。
しかし、セミの鳴き声の力強さから判断して、明日・明後日には「梅雨明け宣言」ができると思っています。
で、本日は土用の丑の日、昼過ぎに明石・魚の棚(地元では「うおんたな」と言います)に「漁」に行ったところ、ウナギのかば焼きを販売している店には信じられないほどの長い行列(最後尾は3時間待ち)ができていました。
ウナギを買うならば、わざわざ明石でなくても良いのではないか……と思うのですが。
(確かに林崎漁港では現在、天然モノのウナギが釣れています。。。夜釣りで常連さんは地物のヒルを餌にするそうです。私も5・6年前まではしばしば釣りに行っていましたが、手根管症候群で手指が痺れ、針や糸を結べなくなってしまいました。手術をして少しは良くなりましたが、まだ多少の痺れが残っています。)
はてさて、庭では3番花の蕾が次々と上がり、早咲きのものは咲き始めています。
この1週間の採花状況は、
2番花が終わったかな?という感じでしたが、
雨の中で3番花が咲き始めました。
日に日に花の数が増えていきます。
ただ、2番花のピークのように一斉に咲くというわけではなく、あちこちでパラパラと咲いているという感じです。
平日は出勤前に大急ぎで「切って回る」だけで1輪1輪を写真に残す時間がありませんが、今朝は「この時期にしては良く咲いた花」を写真に残しました。
例によって、列挙します。
高木さんらしくない丸弁で咲いています。
気温のせいでしょうか、裏弁の黄色が発色しません。
これは普通のコンフィです。
これがオレンジに発色する「六甲」と呼ばれるコンフィです。
コンフィ関係では、
ご存じの通り、北九州の上森さんのところで出たコンフィの枝変わりです。
この時期は黄色が強く発色して綺麗です。
元祖のコンフィダンスが気候に左右されて、良花に恵まれるシーズンと駄花ばかりのシーズンが顕著であるのに対して、シージャックはあまり気候に左右されず、コンスタントに良花を咲かせます。
(コンフィの白色枝変わりはしばしば発現するようです。かつて確実園本園から「インペリアルパレス」という品種名で白いコンフィダンスが販売されていたことがありました。インペリアルパレスは純白で弁端の紅覆輪はほとんどありませんでした。)
それにしても「シージャック」という命名は、ちょっとかわいそうです。
上森さんは「村上水軍のごとく、コンテストの賞品を奪い取る」とおっしゃっていましたが。。。
香りのコンテスト要員です。
暑い時期にはご覧のように覆輪になります。通常は藤色一色ですが。
香りの品種としては、
トゲはきついのですが、花の大きさ・花形・樹勢ともに1級品で、香り花競技のみならず、HT1本花でも何度か1等賞を頂戴している品種です。
昔のフィルムカメラとは違って、デジカメは赤色の違いがある程度忠実に描写できるのはスゴイなぁ……と、今なおフィルムカメラを信仰する私ですが、思わず脱帽してしまいます。
美味しそうな花色の代表です。
さて、今日の「虫」ですが、ばらの害虫ではない綺麗ないました。
とは言うものの、すでに死骸となっていて頭が無くなっています。
1年に1~2回、死骸を見かけます。
我が家の近辺には生息しているようですが、まだ生きている姿を見たことがありません。