天気予報通り、晴天の1日でした。
朝の採花はわずかです。
今日は月に1度の鉢植え株への施肥を行いました。
(以下の記述は、鉢植え株に関するものです。地植え株の手入れとは違います。)
施肥とは言っても置き肥をするだけではなく、すでに2~3本の新しいシュートが出ている株は、春に1番花を咲かせた去年のシュートは(基本的に)情け容赦なく根元から切り捨て、今年のシュート枝だけの株にします。
根元に近づきます。
矢印の枝が去年のシュートで、今年の2月に「二毎芽(にまいめ)剪定」をしています。
その矢印の枝を根元からカットします。
これで今年の5月のシュート枝(左右の2本)と、7月になって発生し1段目のピンチを終えたたシュート枝(真ん中の赤い枝)の合計3本が残り、秋花を咲かせる枝になります。
ちなみにこの3本のシュートを来年の2月に「二毎芽剪定」をします。
剪定後のスッキリとした姿です。
この株は3本のシュートが出ている「優等生」ですが、中にはシュートの出が悪いヤツもいます。
近づいて見ると、
新しいシュートはブルーの矢印1本のみ。
赤い矢印①は、去年のシュート(今年2月に「二毎芽剪定」実施)。
赤い矢印②の枝は、一昨年のシュート枝です。
それぞれを矢印の先端が指している部分で切ります。
とりあえずこの状態で施肥し、枝を切ったショックで新たなシュートが発生することを期待します。
8月中旬までに発生し、9月の剪定で1段目のピンチができるシュートであれば、10月の花を咲かせることができます。
夕方、定期薬剤散布をしました。
現在、2番花と3番花の合い間で花数が多くありませんので、スリップスは大して気にならない状態で落ち着いています。
そこで今回は特別なミカンキイロアザミウマ対策は無しの、通常の薬剤を散布しました(アファーム乳剤はすでにミカンキイロには効果無しと、私個人は判断しています)。
フルピカフロアブル(殺菌剤)……40㏄
ジェイエース(殺虫剤)……80g
アファーム乳剤(殺虫剤)……80㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
薬害を生じやすい時期になっています。
朝・日の出前か夕方・18時以降に散布するのが良かろうと思います。
また、薬品の使用濃度も通常の80%程度の濃度で散布する方が安心です。