関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

鉢植え 月イチの施肥

天気予報通り、晴天の1日でした。

朝の採花はわずかです。

7月17日 朝

 

今日は月に1度の鉢植え株への施肥を行いました。

(以下の記述は、鉢植え株に関するものです。地植え株の手入れとは違います。)

施肥とは言っても置き肥をするだけではなく、すでに2~3本の新しいシュートが出ている株は、春に1番花を咲かせた去年のシュートは(基本的に)情け容赦なく根元から切り捨て、今年のシュート枝だけの株にします。

7月17日 剪定前の株ー1

根元に近づきます。

7月17日 剪定前の株ー2

矢印の枝が去年のシュートで、今年の2月に「二毎芽(にまいめ)剪定」をしています。

その矢印の枝を根元からカットします。

7月17日 剪定後の株―1

これで今年の5月のシュート枝(左右の2本)と、7月になって発生し1段目のピンチを終えたたシュート枝(真ん中の赤い枝)の合計3本が残り、秋花を咲かせる枝になります。

ちなみにこの3本のシュートを来年の2月に「二毎芽剪定」をします。

剪定後のスッキリとした姿です。

7月17日 剪定後―2

この株は3本のシュートが出ている「優等生」ですが、中にはシュートの出が悪いヤツもいます。

7月17日 シュートの出が悪い株ー1

近づいて見ると、

7月17日 シュートの出が悪い株ー2


新しいシュートはブルーの矢印1本のみ。

赤い矢印①は、去年のシュート(今年2月に「二毎芽剪定」実施)。

赤い矢印②の枝は、一昨年のシュート枝です。

それぞれを矢印の先端が指している部分で切ります。

7月17日 シュートの出が悪い株ー3

とりあえずこの状態で施肥し、枝を切ったショックで新たなシュートが発生することを期待します。

8月中旬までに発生し、9月の剪定で1段目のピンチができるシュートであれば、10月の花を咲かせることができます。

 

夕方、定期薬剤散布をしました。

現在、2番花と3番花の合い間で花数が多くありませんので、スリップスは大して気にならない状態で落ち着いています。

そこで今回は特別なミカンキイロアザミウマ対策は無しの、通常の薬剤を散布しました(アファーム乳剤はすでにミカンキイロには効果無しと、私個人は判断しています)。

7月17日 定期薬剤散布

フルピカフロアブル(殺菌剤)……40㏄ 

ジェイエース(殺虫剤)……80g

アファーム乳剤(殺虫剤)……80㏄

バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

薬害を生じやすい時期になっています。

朝・日の出前か夕方・18時以降に散布するのが良かろうと思います。

また、薬品の使用濃度も通常の80%程度の濃度で散布する方が安心です。