大阪ばら祭2022の終了後も、市長賞関係の報告書類提出、スポンサー企業様への御礼状作成などで追いまくられ、週の途中で急遽有休をとったものの、花後の処理がほとんどできていません。
今朝の我が家の様子です。
いつも見ていただいている角度ですが、花はほぼ終わっています。
有休をとった日(水曜日)に、ばら達の足元の雑草は抜いてありますが、各株の細枝の整理は全く手付かずの状態です。
我が家の主力選手(とは言っても、この春は鳴かず飛ばずでしたが)シーアブリスもすべての花が終わりました。
しかし雨除けの傘をさしたポールや枝を傘の中に手繰り寄せたビニール紐はそのまま放置してあります。
手前に姫野さんのところ(八ヶ岳農場)から送られてきた新苗が並んでいます。
今年は、30数年前の初心者時代に栽培技術の未熟さから枯らしてしまった「織姫」などのムズかしい品種に再チャレンジしてみようと思い、接ぎ木をお願いしました。
立派な新苗を頂戴しましたので、これでも枯らすようなことがあれば言い訳ができません。。。でも、枯らすかも……と家内は予言しています。
この背の低い一群はずらっと魅惑が並んでいます(「秋だけ品種」ですので、ブイブイ予防のネットの中には入っていません)。
ここで一斉に咲いていた花を、5月13日(金)の大雨の中、加古川ばら会のばら展会場に持って行き、参考出品として盛花にしました。
天候に恵まれなかったので(傘をさした影響もあって)発色が悪く、かつ雨のシミがちょっと出ています。
そして何よりも、春の魅惑は花芯がぐちゃぐちゃ。
その中でも、ご覧の通り少しは花芯がまとまっているものを持って行きましたが、春の魅惑の花芯はこれが限界でしょう。
地植え株の中でHT種の凋花(ちょうか)部分だけは切り戻しをしていますが、ツルばらは全く手つかずです。
早急に切り戻しをして2番花を咲かせたいのですが、ばら会の事務処理で明日の作業がどうなることやら。。。
前回までのブログでは、大阪ばら祭2022の御報告のため、薬剤散布のレシピを掲載していません。
実はコンテストが終わった翌日、薬剤散布をしています。
薬剤レシピは、
トップジンM(殺菌剤)……65g
コテツフロアブル(殺虫剤)……50CC
アプローチBI(展着剤)……100CC
水……100ℓ
でした。
この時はスリップス対策にコテツのみを使用しましたが、ちょっと力不足だったようで、19日(木)に職場に持ち込んだ花には、スリップスのために弁端が縮れて茶色く変色しているものがありました。
明日(22日)に定期薬剤散布をしますが、しっかりとスリップス対策をしようと思います。
本日、今シーズン最後の「お配り用の採花」をしました。
フィルムで包んでオアシスに挿し、お持ち帰りしやすいように荷造りします。
また、この2~3年の間に栽培数を増やした絞り系品種の中で、ザ・フラッシュ(広島バラ園 田頭数蔵先輩作出)がフロリバンダ種らしい咲き方を初めて見せてくれました。
黄色に淡いオレンジのストライブは、実に「美味しそう」です。
ただし、虚弱な樹勢は如何ともし難いものがあります。