今日は風も弱く、比較的暖かい一日でした。
明石の最高気温は15.2℃……11月中旬の気温でした。
12月に入って、採花は1週間に2回ほどになりました。
毎回、花数はわずかです。
膨らんだ蕾もほとんど無くなりました。
そんな中、今年でサヨナラする株が、健気に咲いています。
サヨナラは可哀想ですが「我が家の家風に合わない」のでどうしようもありません。
そろそろツルばらも誘引しなければなりません。
この樹齢30年以上の Cl.デンティベス の実ですが、昨年来、数が少ない……
いまだにテッポウムシを発見・退治できずに手を拱(こまね)いています。
来年5月には、きっと立派なゴマダラになって巣立つことと思います。
鉢の灌水をやめて10日ほど、そろそろ水の切れた株が見られます。
鉢土をもっと乾かさないと、作業場の畑まで持ち上げるのがキツイので、ばらさんたちには気の毒ですが我慢してもらいます。
前回もご覧いただいたスタンダードの芽接ぎですが、昨年春に鉢植えの株から発生した台芽を育てたトゲナシノイバラ……そのシュート枝を、今年の5月に挿し木したところから振り返ってみました。
こうして見ると、台木の太さは挿し木した時から9月23日までほとんど変わりませんが、その後の2か月余りで急に太くなっているようです。
↑ その2 に見られる接いだ芽の上のくびれは、接ぎ木テープが食い込んだ跡です。
つまりこの頃(10月中)に一気に太くなったのでしょう。
さて本日、8号スリット懸崖鉢 64個が到着しました。
この先5年間分くらいのストックが出来ました。
冬の作業の準備が着々と進んでいます。
明日は冬の元肥(バットグアノ)が到着する予定です。