雨の日曜日。
庭仕事が出来ず、PCに向って 大阪ばら祭2021 に関して
役所に提出する書類を作成しています。
1ヶ月ぶりになりますが、かつて我が家にいた品種について書きます。
1992年・小林 森治 氏の作出花(品種登録は1999年)で、
最も ブルーに近いばらとして有名です。
小林氏とは直接面識がありませんでしたが(2006年没)、青ばらに対する並々ならぬ情熱についてはしばしば耳にしておりました。
FL種の たそがれ(1977年作出)は強健な品種で栽培も容易ですが、
この 青龍 は樹勢が弱く、耐病性にも欠けていますので、
3.4年で衰弱して サヨナラ~した品種です。
鎌倉の大月啓仲先生の作出花で、1994年のJRC銅賞受賞花です。
オレンジがかった杏色、弁端はピンクぼかし。
弁裏はクリーム色、パステルカラーの上品な色合いの花です。
強健な品種で、我が家では20年以上8号プラ鉢で生育していました。
芯の締まり具合が コンテスト向きではないため
サヨナラ~してしまいましたが、庭植えには良い品種だと思います。
先週 3月15日の記事でもご紹介した ローズオオサカ(旧名 マイレイコ)です。
寺西 菊雄 氏、2000年の作出花です。
日が当たると 輝くような緋赤色に目を奪われます。
ただし ↑ のように雨に当たると花弁にキズができやすい弁質でした。
もちろん温室栽培したり、傘で雨対策をすればよいだけの話ですが。。。
トゲの多いステムに手を焼いて、我が家からは消えてしまいました。
強健でよく生育しますので、ばら展会場などで「赤いバラが欲しい」という初心者にはお薦めしています。