最近「アミノ酸って何?」と尋ねられました。講習会で一番聞かれるのは肥料についてです。そしてベテラン同士の会話を聞いていてもよく出てくるのが肥料の話です。
やっぱり肥料の話は魅力的です。あの肥料を使えば素晴らしい花が咲くかも!?という想像(妄想)はやめられません(^o^)/
窒素=葉肥、リン酸=花肥・実肥、カリ=根肥という、合っているようで合っていない説明に疑問を持った時、専門書コーナーに行って見るとびっくりします。
つまり難しくてさっぱり分からない・・・・(ちなみに当会が講習会を行う、長居公園の花と緑と自然の情報センターにも専門書が沢山あり無料で閲覧できます)
ブログ担当が色々探して、良いなと思ったのは「土と微生物と肥料のはたらき」(山根一郎著 農文協)です。
元々農業高校の「土・肥料」の教科書として作られたそうで、分かりやすい良本だと思います。しかし結構古い本ですし、買うとなるとお金もかかります・・・
それで肥料に興味のある方でサラっと見てみたいという方に、清和肥料工業さん(大阪の会社です)のウェブサイトをお勧めしたいと思います(リンク以外にも色々面白い資料があります)。
http://www.shk-net.co.jp/seminar/index.html
「肥料と植物栄養の基礎」
http://www.shk-net.co.jp/web/img/webdata003.pdf
「有機肥料事始め」
http://www.shk-net.co.jp/web/img/webdata018.pdf
主に窒素についてですが、分かりやすくまとめられていると思います。
これでも十分難しいと思うのですが、無料なので読める部分だけつまみ食いすればよいかと。
どの肥料がお勧めなのか?ベテラン達の熟考して出した結論は、一周回って「バラ用の肥料でいいんじゃないでしょうか」「なんでもいいと思います」
となることが多いようです。これ別にいい加減に答えているわけではないと思うのですが、いい加減に聞こえますよねぇ。
ちなみにブログ担当が過去使ったことのあるのは・・・・
バイオゴールド、マイローズばらの肥料、グリーンキング、ハイポネックスばら専用置肥、ブラドミン5、自家製EMぼかし、鉄力あぐり有機1号、ロングトータル花卉1号(100日タイプ)、油粕+骨粉、バットグアノ、発酵鶏糞・・・・などなど。
趣味で使うものですので、効果も大事ですが、使い勝手と価格、入手の容易さを重視されるのが一番良いと思います。各ばら会には学者さんや、化学・薬学の専門家がいらっしゃいますので、深いところはそういう方々に尋ねてみてください。ばら展の賞品で協賛会社さまより肥料提供もありますので、ばら展に出品もお願いいたします。