3月になりましたね。12月に接ぎ木した新苗の調子はいかがでしょうか?
3月になると急激に日射しが強くなったり、気温が上がることもあります。昨年ですと3月5日に我が家近辺は最高気温21度を超えました。そうなると根量はまだそれほどなのに葉が沢山の苗(加温した苗に多い)は耐えきれず、葉がチリチリになる場合があります。
チリチリになってもそのまま育ちますが、精神的ダメージはいかほどか・・・・
特にサンルームや小さい簡易ハウスは中の温度が上がりやすいので、トラブルが起きやすいようです。暑くなりそうな日は、サイドをあけて温度上昇を防ぐとか環境に合った予防策を施して下さい。
今まであまり日射しが当たらない場所に置いておいた方は、今から少しずつ日射しに慣れさせておきましょう。
幼い苗なので急激な変化は苦手です。初めは午前中だけにするとか徐々に慣らすことがトラブルを未然に防ぐコツだと思います。
3月は温度差が激しいので、成長が早い場合は病気の心配もあります。ハウスで育てている場合、べと病が怖いようです。
うどんこ病は施肥が適切であれば出ないと九州の名人にいただいた資料に書いてありました。しかしついついやり過ぎたとかギリギリを狙っている方は発生するかもしれません。
不安のある方は薄い殺菌剤を使用することは構わないと思います(倍くらい薄くしないと薬害が出て本末転倒になります)。
3月10日を過ぎたころから目に見えて成長してくるので、楽しくなってきますよ。置き肥をまだしていない方は少量施しておけば、成長に勢いがつきます。
色々ごちゃごちゃ書きましたが、やりたいようにやった方が楽しいと思います。ブログ担当の言うことなど無視して、液肥ガバガバやるとか、我が子以上に過保護にするとか、楽しんでいただくことを願っています。
なおブログ担当は今週末から3月末まで液肥を週一でやります。
2月に接いだ分です。台木を切ったところから生えてきているのは、台木のノイバラの芽です。これは見つけ次第深くえぐって取り除いて下さい。
芽が三つ出てきています。これはそのままにしておいて良いです。気持ち悪い方は両端を芽かきして下さい。