関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

午後から雷・突風・・・の予報

今朝の天気予報では、午前中は晴れ、午後から天気が急変して雷や突風、場所によっては雹(ひょう)の恐れもある……とか。

確かに午前中は晴天とはいえ風が強く(12~13m/sec)で、天気の急変の予感も。

後述の通り、今日はどうしても薬剤散布をしなければならない状況になっていましたので、天気の良い午前中、強風の中で定期散布を行いました(レシピは最後に書きます)。

 

薬剤散布に先立ち、側蕾摘み。

4月16日 側蕾摘み前

4月16日 側蕾摘み後

フロリバンダ種は、逆に主蕾摘み。

4月16日 フロリバンダ種の主蕾摘み前

4月16日 フロリバンダ種の主蕾摘み後

さらに、ブラインドの処理。

4月16日 ブラインド処理中

4月16日 ブラインド処理後

その結果、大量の収穫が……

4月16日 収穫?

「御浸し」にでもなれば良いのですが、薬まみれですね(笑)

 

昨日ご覧いただいた「ヒデさん」(マダム ヒデ)は、

4月16日 ヒデさん

全ての萼が展開を始め、蕾から離れました。

しかし、HT種の最初の開花を争っている別の蕾があります。

鉢植えのコンフィダンスです。

4月11日 コンフィダンス

4月12日 コンフィダンス

4月13日 コンフィダンス

4月14日 コンフィダンス

4月15日 コンフィダンス

4月16日 コンフィダンス

ヒデさんのステムは50㎝以上あり、種目によってはコンテストにも出品できる長さがあります。

それに対してこのコンフィは30㎝程度。

こんな貧弱なステムに咲く花はあっという間に開花するのが常です。

ひょっとしたら一気にヒデさんを抜いて、このコンフィが「1番花」になるかも。

 

さて、我が家のばらには顕著な病害虫の気配はないのですが、ばらの周辺に害虫が迫っています。

4月16日 アブラムシ―1

防虫ネットの外側です。

右上の円内に近づきますと、

4月16日 アブラムシ―2

ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)の茎に緑色のアブラムシが、たっくさん群れています。

また、キンモクセイの新芽がボロボロになっています。

4月16日 キンモクセイの新芽の被害

犯人は、

4月16日 メイガ類?ハマキガ類?

2cmほどの青虫ですが、これはメイガ類でしょうか?ハマキガの仲間でしょうか?

ハマキガであれば、ばらを食害することもありますが。。。

とにかく、アブラムシと青虫の退治を兼ねて薬を選び、午前中に定期薬剤散布をした次第です。

4月16日 定期薬剤散布

今日のレシピは、

ポオリオキシンAL水溶剤(殺菌剤)……35g

プレオフロアブル(殺虫剤)……90㏄ 

ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……75g

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

まだ未展開の葉がある株も多いので、規定の濃度よりわずかに薄めで散布しました。

 

午後は関西ばら会の事務仕事。

5月12~14日に開催する「大阪ばら祭2023」のコンテスト日程、実は3月中旬に出来上がっています。

大阪ばら祭2023 コンテスト日程

一日も早く会員各位にお送りしたいのですが、咲くやこの花館にちょっと無理なお願いをしてありまして、そのお返事をいただいてから発送しようと思います。

会員の皆様、今少しお待ちください。

 

最後に、今年1月の接ぎ木の折、九州のK名人から穂木を頂戴したということを書きました。

そのK名人とは唐杉純夫先生のことでして、昨年来、多くのお手紙をいただいております。

その唐杉先生がホームページを開設なさいました。

皆様もお時間があればご覧ください。

ばらつくりのよろこび (karasugi.blogspot.com)

中でも2006年春の「世界バラ会議 大阪大会」の画像は、大変懐かしいものです。

その他、九州勢の理論的なばら栽培法の記事の数々は、「ええ加減な我流」で栽培している私なんぞ、読むだに恥ずかしい思いになります。

ただ、私がコンテスト花の栽培を始めるに当たって、庭全体を深さ1mに掘り、底に孟宗竹を敷き詰めて……というのは、実は唐杉先生の栽培法を真似たものです。

 

今週は寒気の南下により、強い風に見舞われて葉やステムが随分傷ついてしまいました。

明日以降、穏やかな天気になることを祈っています。