今日から5月。
朝は良い天気の中、エエ感じでツルばらが咲いていました。
ところが、午後2時過ぎ。寒冷前線通過時にはひどい雷雨になりました。
午前中、陽射しはありましたが、強烈な南風が吹きまくりました。
アメダスによれば、明石では 10:28 に最大瞬間風速 21.4 m/s。
その結果、鉢植えの「シェア ブリス」の枝2本のうち1本が根元から ボキリ。。。
その右隣の12号鉢も倒れています。
「二毎芽(にまいめ)剪定」をして、そのうちの1芽をピンチし、ステム1本だけを伸ばしてコンテストレベルの大きな花を咲かせる~~という栽培法の泣きどころ……
1本だけ伸ばした虎の子のステムが折れてしまうと、元の枝には葉が残りません。
さて、この株はこの先どうなるか。。。様子を見るしかありません。
また、この風で、ずーーーっとお伝えしている「荒城の月」の折れたツルが、
皮1枚だけつながっていましたが、いよいよ風前の灯火(ともしび)になりました。
ただ、折れた時からすでに2週間以上経過。
よく見ると、折れた箇所に新しい芽が出始めていました。
さて、今日午前中に行なった作業です。
ブラインドになったステム(蕾が乗らないステム)は5枚葉1枚を付けてピンチして、1.5番花を咲かせる……と、ずっと記してきました。
ピンチして2週間ほど経ちますので、先端の芽が2つほど動き出していると思います。
このまま2芽を伸ばして花を咲かせようとすると、
また2芽共にブラインドになる恐れがあります。
そこで、伸ばす芽は勢いの良い方(通常は上の芽)の1つに絞ります。
弱い方の芽はピンチします。
また、ずっと行ってきた「側蕾摘み」とは別に、「急に伸び出す脇芽の処理」も必要です。
これを放置すると、1日、2日であっという間に太い「側枝」になります。
太くなってから慌ててそれを折り取りますと、葉の付け根に大きな傷が残ります。
コンテストではこの傷跡が大きな減点になりますので、発見次第、なるべく早く欠き取らねばなりません。
(下が大きな傷になってしまいました。1本花競技に出品するならば、かなりのハンディーを覚悟しなければなりません。)
お遊びで挿し木をした台芽は、完全に首(こうべ)を上げました。
挿し木成功!です。
あれっ?1本増えています!
左は本日新たに挿し木した台芽です。
鉢植えの早咲き品種がそろそろ開花を始めました。
夕方、雨上がりに家内が近所への御挨拶回りに奔走していました。
明日も明石には「強風注意報」が出ています。
今日と同等の強風になるようです。
ただ、明日は西風。。。我が家では地形的に、今日の南風はあまり大きな被害になりませんが、西風は防御法がありません。
またまた明日も被害を覚悟しなければなりません。
コンテストが開催されるならば、枝直し(細いヒノキ材にステムをビニタイで固定して、真っすぐにする作業)や雨対策(ビニール傘大作戦)に追われる時期になりましたが、今年は(も?)コンテスト中止。
面倒くさい作業はする必要が無く、ボ~~~ッと開花を楽しむことが出来そうです。
コンテスト中止は残念ではあるものの、気楽です。