今日もまた風の冷たい一日でした。
その寒風の中で、珍しいものを見ました。
地下鉄長居公園駅から「花と緑と自然の情報センター」へ向かう途中、長居公園の周回道路に桜が咲いていました!
今は師走12月ですが、この桜は「十月桜」だそうです。
(旧暦でも11月16日でした。)
さて今年最後の講習会は、午前中は会員限定の接ぎ木講習会でした。
リクエストのあった品種を始めとして、多くの穂木が集まりました。
まずは中須顧問のレクチャー及び接ぎ木実演。
その後、ベテラン勢のアドバイスを受けながら、各自が実習しました。
3~4年連続で実習に参加している会員さんは手慣れたものです。
接ぎ木成功率(活着率)も9割を超える会員もいらっしゃいます。
一方、今回初めて参加してくださった会員さんは、さすがに手こずっているご様子。
やはり「習うより慣れよ」で、数をこなさなければ上達は望めないと思います。
午後はいつも通りの「やさしいばらの育て方」の講習会でした。
ベテラン勢は栽培法にそれぞれ「一家言」を持っておりますので、会長の説明に納得のできない顧問が、ご自身の育て方を披露します。
機会あるたびに申し上げていますが、ばらの栽培は「これしかない」という決まりはありません。
それぞれの栽培環境に見合った育て方を試行錯誤して、各自が自己流・我流を確立すること、一人一人が「ばら道の教祖さま」になるのが良いと考えています。
特に今、12~1月の休眠期は、かなり無茶な仕打ちをしても、ばらが枯れることは(たぶん)ありません。
いろいろな実験をしてみてください(自己責任で……ということにしておいてください)。
本日の講習会に参加してくださった皆様、お疲れさまでした。