しばらく止まっていた競技種目の説明です。組花です。
組花の場合は、各花が揃っていることが重視されるようです。すなわち花の大きさ、花型、色調など。
5本組花・2本組花・10本組花色々ありますが、基本的には同じ考えのようです。
同じ品種で全て揃えなくてはいけないということはなくて、色々な品種を織り交ぜてよいのですが、花形や色調を揃えるという観点から、同じ品種で揃えることが多いようです。生け方(花の並び)も特に決まりはありません。ベテランは花を見てから一番見栄えのする生け方を選ぶようです。
関西は一本花より組花を重視する伝統があったと聞いております。その理由は「一本だけならまぐれもあるが、揃えて出すのは実力がないと出来ない」ということのようです。
他、少々の葉のキズや虫食い跡は、組花だと誤魔化せるのも良いところです。