関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

国バラ決戦はいかに? 晴 24-13

 国際バラとガーデニングショウは熱い戦いが繰り広げられているんでしょうね。

関西からも参戦したり、お手伝いにいったり、沢山の人が行っているようです。参戦されている方はビッグタイトルの獲得!見に行っている方は新品種の(多数)ゲット!ガーデニングショウは20周年なので来場数20万人超の成功を祈っております。

 

 さてブログ担当は暑さのせいでHTが完全に終わってしまったので、今年は見送りです。「大阪ばら祭 2018」の報告書等の作成をしております。

 

f:id:kansairose:20180520092928j:plain

この不気味な物体は液肥です。ドロドロしていて水には全く溶けません。お湯でなんとか溶けますが、プルンプルンになってなかなか溶けません。去年の秋もらいましたが、不気味すぎてバラ展前に使う気は全くおきず、春のバラ展前にも当然不使用。

今回初めて使いましたが、どのような効果をもたらすでしょうか?能書きでは核酸や遊離アミノ酸にビタミンB等、そしてUGFがたっぷりと含まれているそうです(笑)大変効いて太いシュートが乱立となってくれればいいですが・・・・(そうでないと面倒くささと不気味さとの釣り合いがとれない)。

 

追記

西武三日目までの熱戦の様子を電話で聞きましたが、電話で聞いても面白いですね~。この暑さなので花のレベルはいかほどか分かりませんが、その日における日本最高峰のバラが集まっているのですから、見にいけるものなら見にいきたいものです。

 

f:id:kansairose:20180520223847j:plain

購入した新苗は面倒くさくなければ根鉢を崩して植えています。しばらく日陰に置いておけば、それで枯れたとかはならないものです。で、新苗時点で癌腫を発見すること(上写真)もよくあります。もう面倒くさいので交換とかは求めず、そのまま育てて、穂木をとって廃棄します(それでまた癌腫が出ることも有)。

根鉢を崩さないと、質の悪い土が冬に固まってなかなかとれず、寒い時に面倒なことになります。癌腫も廃棄したり隔離したり出来ますので、面倒くさがらず購入時点で根鉢を崩して植えるのが、結局面倒なことにならないコツかもしれません。本当に面倒くさいですね。

SENRITOよみうり グランドオープン1周年記念 ROSE FESTA

 昨日豊中ばら会さん協力の、SENRITOよみうり グランドオープン1周年記念 2018 ROSE FESTAに行ってきました。昨日は生け込みで今日から展示開始なので、お時間のある方は買い物がてら行ってみて下さい。SENRITOはイオンと隣接している商業施設です。

SENRITO よみうり

f:id:kansairose:20180430193311j:plain

 

f:id:kansairose:20180504062605j:plain

f:id:kansairose:20180504062613j:plain

f:id:kansairose:20180504062623j:plain

f:id:kansairose:20180504062634j:plain

f:id:kansairose:20180504062641j:plain

f:id:kansairose:20180504062650j:plain

生け込んだ翌日の金曜日・土曜日・日曜日が展示期間なので、花がパンクしないかどうかで若い花を持っていきましたが、さてどうなるでしょうか。当会の会員も、四国や京都から花を送って協力しておりました。

 

豊中ばら会の会員様と久しぶりにお話しさせていただきました。今年は例年より小ぶりの花が多い。風で葉っぱが傷んだものが多いとのことです。ステムも伸びないという声も多く聞きました。どこでも同じですね~。

 

f:id:kansairose:20180504063245j:plain

f:id:kansairose:20180504063255j:plain

 

f:id:kansairose:20180504063343j:plain

ブログ担当の持っていった花。雨でシミの入った花が多かったです。香り花等は置いて帰って、HTのシミ入りは持って帰り、ドレッシングの練習に使わせてもらいました。

f:id:kansairose:20180504104607j:plain

左のバラはうちの子供がドレッシングしたもの(笑)

 

 

f:id:kansairose:20171124230935j:plain去年の秋は天候が悪く(10月後半に台風二回+日照ほとんどなし)、全国的に真っ白なファーストレディA(右)が多かったようですが。

 

f:id:kansairose:20171201222205j:plain

晩秋になって多少日照が増えて、少しピンクが出たもの。

 

f:id:kansairose:20180505080756j:plain

この春は日照も豊かで気温が高いせいか、ピンクが強く出るものも多いようですね。この品種は個体差がかなり大きいので、個人的には楽しい品種です。

当会のばら展(来週 花博記念公園)まで一週間。雨対策を万全にしなくては(日曜日夜から火曜日まで雨が降るようで・・・)。それにしても風が強いですね~。

SENRITOよみうりROSE FESTAとコガネムシと蚊 晴 24-17

f:id:kansairose:20180430191842j:plain

コガネムシ成虫にやられたガーデンパーティー。まだ小さい成虫ですがこれからどんどん増えると思われます。おまけに夕方サンダルで庭をうろついているとにやられました。ついに強敵現るです・・・・。

 

f:id:kansairose:20180430192722j:plain

豊中ばら会様の協力で、千里中央駅のすぐ近く、SENRITOよみうりでグランドオープン1周年記念のバラコンテストが開催されるらしいです。

バリバリのコンテストという訳ではなく、一般来場者の投票によって審査する「遊び心でバラを楽しみましょう」という趣旨のコンテストらしいので、バラが咲いていれば参加してみるのもどうでしょうか?

 

f:id:kansairose:20180430193311j:plain

http://senrito.jp/wp-content/uploads/2018/04/ROSE-FESTA.pdf

http://senrito.jp/wp-content/uploads/2018/04/senrito_rose.pdf

京阪園芸さんが協力する無料の園芸セミナーも先着30名で開催されるそうです。ゴールデンウィークのお買い物のついでにってのも良いかもしれませんね。

Swim氏のばら 晴 23-13

f:id:kansairose:20180426222118j:plain

 今年はガーデンパーティーの出来が良いんですかね?二つ目の花も芯が決まっていて中々良い花形です。ベテランは「ガーパー」と略して言います。頭がパーのようで嫌いな呼び方でしたが、いつのまにやら自分もそう呼ぶようになってしまいました。イントネーションは「ガアパー」(こちらの方が通っぽい)、もしくは平坦に「ガーパー」です。

 

f:id:kansairose:20180426222741j:plain

Swim作出のバラが好きだ好きだと書いていたら、姫野バラ園から届いたカタログに<特集>Swim氏のばら というコーナーがありました。またタイミングの良い(笑) ファーストラブは我々の大先輩 故伊藤克三先生が好きだったようですが、枝の老化が早くて、シュートが出にくくなるんですよね。でもとても美しいバラです。しかしこのページには何故かダブルデライトが載っていませんね。

ばら会の入門者に勧めるために、最近の超耐病性品種を(好みではないけれど)少しずつ育てていこうと思っておりましたが、ガーデンパーティーを見るとやっぱり弱くても好きな品種だけ育てようかなぁ?と心が揺れております。広い庭が欲しいです。

 

f:id:kansairose:20180426223617j:plain

f:id:kansairose:20180426223618j:plain

今年は咲くのが本当に早いですね・・・。

 

 バラに手をかけられなくなってきたベテランの方から「バラが早く咲くのは腕が未熟だから、と思って数十年育ててきましたが、今年は自分がその番になりました」とのお便りを頂きました。写真も添えられていましたが、早く咲いたかもしれませんが十分美しいバラでした。特に春なのに花形が綺麗な魅惑の写真などもあり楽しませていただきました。尋ねるとやっぱり血統書付の魅惑で、それを更に選抜かけた系統のものでした。

 

f:id:kansairose:20180426224259j:plain

f:id:kansairose:20180426224310j:plain

ばら展にタイミングが合いそうにない蕾を切って予備枝としました。予備枝を残しておくことで、ばら展のために65cm以上の枝を切り花にしても樹が傷みにくくなります。ついでに残った花が大きく立派になります。コンテスト派のみがする行為ですが、毎年「もったいないな~」と思ってしまいます。

「50輪 100輪の良花より一輪のコンテスト花」と当会の名人は達観していますが、ブログ担当はその域には到底達せぬようです。

 

f:id:kansairose:20180426224317j:plain

f:id:kansairose:20180426225103j:plain

仕方ないので、先輩のやっていた例を真似て、蕾を切って今年の花の出来を観察してみました。今年は今まで咲いた花、割った蕾全て芯が狂っておらず良い花形です。タイミングさえ合えばいいところいくのもあるだろうになぁ・・・・と今から冷え込むことを期待しております。しかし最新の天気予報は暑いとのことでした。

今年の初花が咲きました 晴 25-16

 暑すぎて、今年の初花があっという間に咲いてしまいました。ばら会の人はみんな大好きガーデンパーティーです。

f:id:kansairose:20180423201016j:plain

4月23日夜

 

f:id:kansairose:20180421214153j:plain

4月21日

 

f:id:kansairose:20180423200926j:plain

4月23日朝

 

 今年は暑いせいでしょうか?バラ友は、花がみんな小ぶりだ小ぶりだと文句を言っていました。こちらはまだ初花が咲いたばかりなので分かりませんが、これほど暑ければそうなるのかもしれません。例年だとHTが咲くのは早くてGWですから、10日以上早い開花な気がします。

 

そのバラ友はこないだ長野の方に行ってきたらしく、蕾が(今年の)大阪とは比較にならないくらい大きかったそうです。涼しさなんでしょうね。

長野には安く売っている園芸店があるそうで、戦利品を見せていただきました。

f:id:kansairose:20180423201505j:plain

パシュミナ(コルデス)

 

f:id:kansairose:20180423201511j:plain

ビアンヴニュ(デルバール)

 

f:id:kansairose:20180423201518j:plain

ムーラン・ド・ラ・ギャレット(河本)

 

上記が税抜き2000円以下だとか?バラ用の土も割と良いのが一袋300円台ということで、なかなか良い店のようです。

 

f:id:kansairose:20180423201943j:plain

リビア・ローズ・オースチン。秋にあまり咲かないのでブログ担当の評価は低いですが、驚異的な耐病性は本当に感心します。このバラ友はほぼ放置栽培ですが、去年晩秋まで病気が出ておらず、葉っぱがほとんど残っていました。

そして今回感心したのは樹形の良さ。まとまっているうえに、まんべんなく蕾がつきます。肥沃な土地に植えると巨大化してしまいますが、あえて痩せた土地に地植えして、肥料も控え気味に育ててれば巨大化せず、樹形の良さ・耐病性の強さを生かせられるのかもしれません。

 

明日からは雨。少し気温が下がって欲しいですね。

暑すぎる! 晴 27-12

 今日は暑かったですね。場所によっては30℃超えだとか?おまけに明日も明後日も暑い予報。なんとか冷え込んでくれないと本当に花がばら展になくなりそうです。

今日はナーセリー見学の日でした。ブログ担当は用事があり参加出来ませんでしたが、如何だったでしょうか?

 

f:id:kansairose:20180421214153j:plain

ブログ担当が一番好きな花、ガーデンパーティー。後4日くらいで咲くかな?と午前中は思いましたが、この暑さだとあっという間に咲くかもしれません。インスタグラムにこの花についてごちゃごちゃ書いてみました。昔は良い花がしょっちゅう咲いたらしいですが、今は難しい花です。

 

f:id:kansairose:20180421214342j:plain

こちらは完全放置栽培のダブルデライト。ガーデンパーティーの子供になります。ガーデンパーティーより香りが強く、殿堂入りしています。薬害に弱い品種です。画像でも薬害らしきものがありますが、多分何もしていないはずなので黒星病なのかもしれません。後方左の黄変しつつ黒い点があるのは黒星病でしょう。

 

f:id:kansairose:20180421214758j:plain

こちらは葉焼け。今日のように急に強烈な光線を浴びると焼けることがあります。この程度なら庭では問題ないですが、コンテストとなるとがっかりします。我が家の葉が焼けやすい品種コンフィダンスは、今日完全に焦げ焦げになっておりました。コンフィダンスは、春にコンテストでどうこういうような花は滅多と咲かない(らしい)ので放置です。マダムヴィオレも葉焼けしやすいらしく、栽培者はそれぞれ工夫されているそうです。

 

f:id:kansairose:20180421215110j:plain

こちらはコンテスト界の最強品種、手児奈(てこな)によく見られるもの。日本ばら会の理事長はウイルスだといい、作出者さんはうどんこ病の一種だと言っているらしく、うちのベテランは斑(ふ)だといいます。

どれが正しいか分かりませんがコンテスト的には見苦しいので、斑かウイルスなら廃棄。うどんこ病なら治療(?)出来るのかもしれませんがどうなんでしょう。去年の秋のステムには出ていなかったので、今年も秋のステムには出ないかもしれません(そうでないとうちにある手児奈は全株廃棄となってしまいます)。

 

f:id:kansairose:20180421215629j:plain

同じく小川さんのところの新品種けいこ。ほとんどのステムがブラインドでびっくりしました。ブラインドが出やすい品種なのでしょうか?それとも今年の異常気象でたまたま?様子見です。

 

f:id:kansairose:20180421215802j:plain

f:id:kansairose:20180421215811j:plain

f:id:kansairose:20180421215817j:plain

コンテスト界で手児奈に次ぐ存在になったかもしれないファーストレディ・アキエ。名前がなんともで、前の名前のファーストレディAに戻して欲しいのですが。それはそうとしてガーデンパーティーの次に好きな我が家の主力品種です。

この品種は花は美形で大きいのですが(しかも香りがあり花持ちが良く、春も秋も良花が咲く)、葉が花に比べて小さくなりやすく(しかも間延びしやすい)、大輪一花ではバランスが悪いとしてはねられやすい品種です。単に肥料(窒素)を多くすれば大きくなるかといえばそう単純でもないようです。

ブログ担当はファーストレディの葉に関しては結構自信を持っていて、「うちのファーストレディの葉は小さくない」と偉そうに言っていますが、今年は画像通り大きくしすぎたかもしれません。これから咲くまでにもうちょっと大きくなるでしょうから、失敗したかも。。

 

f:id:kansairose:20180421220954j:plain

画像の通り、もう色が見え始めているので、ファーストレディは関西ばら会展には持って行けないと思います。なんとか冷え込まないかなあ(期待薄)。

バラゾウムシ 晴のち雨 21-10

 今夜から明日の昼にかけて春の嵐になるとのことですが、心配ですね。風が酷くならないことを祈るばかりです。

 

f:id:kansairose:20180414194422j:plain

つるばらの大敵 バラゾウムシ(正式名称クロケシツブチョッキリ)。返り咲きするつるばらが増えてきたとはいえ、本当につるばらが良いのは春の一回だけ。それを台無しにする本当に嫌なやつです。

f:id:kansairose:20180414194700j:plain

放置していると多数の蕾が駄目になるというのは、実際に放置されているバラを見ると良く分かります。バラ熱が高く、無農薬志向が強い方は毎日見回ってテデトール(手でとる)されておられると思いますが、そこまで出来ないのが普通でしょう。つるバラですと咲いているところも高いでしょうし。

ということで薬剤を使うことになるのですが、殺虫剤であれば大体なんでもある程度の効果はあるようです。特に効くのは何か?と言われるとスミチオン乳剤ということになるのかもしれません。

ブログ担当も有機リン系の薬剤はなるべく使いたくないのですが、仕方ないのでバラゾウムシだけのために春にスミチオンを一度使用しています。使ったことはないのですが、トレボンもバラゾウムシに良いということを聞いたことがあります(バラ・花きに適用がないので使用する場合は自己責任でお願いします)。

年に三回ほど、まとまって出没する周期があるようです。蚊取り線香をつけると忌避作用があるとか聞いたこともあります。一番花と秋の花の前だけしっかり対策して、その他の季節は多目にみるというのが現実的な作戦でしょうか?

今年まだ出ていないお庭の方も、強風にのって飛んでくることもあるので、週明け注意してください。

 

f:id:kansairose:20180414195812j:plain

うちのコンテスト用バイブリッドテイーのファーストレディアキエ。本気作りです。しかし完全に蕾です。ばら展には咲き終わっているのでガッカリですが、GWに会員のO様が千里中央で開催されるばらのイベント(?)に協力すると聞いております。タイミングが合いそうですので、そこに持って行って盛花でも作れればと思っております。

水曜日と週末は春の嵐だそうです 晴 22-9

 天気予報によると、明日の水曜日と週末はまた春の嵐が来るそうです。名人によると明日は多分大したことない、しかし週末はステムも伸びてきているし先週末より被害が大きいだろうなあ・・・とのことです。お気を付けください。ブログ担当は「嵐が来てもいいから冷え込んでくれ!」と自爆的なことを思っているのでどうにもなりません。なんでこんなに暑いんでしょう?

 

f:id:kansairose:20180410222247j:plain

f:id:kansairose:20180410222254j:plain

インスタグラムにも載せましたが、うどんこ病の初期の段階です。葉裏に少し赤みがさし、葉がよじれます。慣れれば葉表からでも判別出来ます。この段階で治療剤と言われる薬剤を使用すると、うどんこ病は結構治ります。

もう少し症状が進むと葉裏に灰色のカビのようなものがつきます。更に進むと葉表に白い粉がふきます。市販の教科書はこの段階の写真を載せていることが多いので、処置が遅れる方が多いです。蕾や花首に白い粉がふいているところまでいくと、薬剤を使ってもなかなか完治しない(だらだらと盛夏になるまで続く。うどんこせいで春の花質がかなり落ちる)のが現実かと思われます。

 

うどんこ病は新芽が薬剤を弾くので、展着剤が大事とはしばしば言われます。しかしうどんこ病に効果的と言われる展着剤の、スカッシュまくぴか(バラ・花きに適用ありません)は薬害を起こしやすい気がします。効果と薬害のリスク、どちらをとるかなかなか悩むところです。無難に薬害を起こしにくいアプローチBIを使うというのが現実的でしょうか?(今の新芽の時期にスカッシュを使用して薬害を出して、ばら展にかなりの数を出せなくなった経験があります) 春の新芽の時期は展着剤を使用しない方がよいとおっしゃる方もおられます。

 

f:id:kansairose:20180410223021j:plain

f:id:kansairose:20180410223032j:plain

自分で1月末に芽接ぎした新苗(上が5号ロングスリット鉢 下が5号スリット鉢)は8号ロングスリット鉢に鉢増ししました。根が完全に回ってはいませんが。

一般的には根が回る 6月 7月くらいに鉢増しとされていますが、色々試してみて下さい。秋の花が一番美しくor 沢山咲く の基準で試されると良いと思います。

 

f:id:kansairose:20180410223517j:plain

アブラムシを食べるテントウムシ幼虫さん。バラゾウムシ、スリップス。そして春はコガネムシの成虫。色々大変ですね。

風が強い一日 強風・曇り 14-11

今日の強風は大丈夫だったでしょうか?ブログ担当の地域は、それなりに強かったのですが、この程度なら大丈夫といった程度でラッキーでした。そうは言っても鹿児島で風速22m近く、関東で25mくらいの暴風が吹いたところもあるようで・・・・明日・明後日も強い風が吹くかもしれないとのことなので気を付けて下さい。

 

f:id:kansairose:20180407221933j:plain

f:id:kansairose:20180407221941j:plain

上の二つは庭花のフロリバンダ。今日の強風は全く平気でした。上の写真の株は良い感じで生育しています。

 

f:id:kansairose:20180407222242j:plain

こちらは施肥の失敗例。葉っぱが大きく、全体的に垂れ気味で力がありません。リン酸が効いておらず、窒素過剰です。うどんこ病になりやすいですし、葉が大きいわりに花が小さく色も悪い。虫も来るというパターンとなりがちです。おまけに我が家では滅多と出ないブラインドも。ヘタクソだなーと我ながら思いますが、このまま行くしかありません。

この株、来年の会報に載せるかもしれない「手抜きでベランダでバラを育てよう(仮題)」のサンプルとして育てているのですが、いきなりこの有様・・・どうしましょう?

似たような企画で「手児奈の新苗で秋に新人賞を獲ろう!」(どこかのパクリ・・・ではなくアレはマニアすぎて分からない、という人のために品種も限定してより簡単にしたバージョン)も何人かに書いてくれと言われているのですが、こっちはお蔵入りになるかもしれません。

あ、そうそう。この春は実験として肥料を色々むちゃくちゃして遊んだのですが、大量にボカシ肥料を6号鉢に入れた株は枯れました!何を思ったか発酵肥料を作る際に余った魚粉をそのまま多めに入れた鉢も枯れました!(魚粉そのままでも、土に埋めたら鳥や猫の被害はなかった)本当に肥料で枯れるんだなぁ・・・と目の当たりにして感動しました。

3月に施肥して4月に枯れるのですから、なかなかの即効性。水が切れたわけでもないのに枯れるのでお悩みの方は、やっぱり肥料が多すぎるのかもしれません。

ばら展日程表発送しました 晴 20-10

 5月11日~13日の関西ばら会のばら展「大阪ばら祭」の日程表を発送しました。週末頃に到着すると思います(講習会で手渡しした方には発送していません)

 

 週末といえば、講習会で「気圧図を見ると次の週末に暴風雨がきそうなので注意して下さい」という話がありましたが、本当に来るみたいですね。土曜日がピークのようです。

 

 ブログ担当庭では、コンテストの主力の地植えHTのほぼ全てに蕾が見え始めました。ばら展には全く使えませんが、長く切らない分シュートが一杯出るかもしれんと諦めることにします。お天道さまには逆らえないと大人になることは出来ず、高温にうろたえ強風に腹を立てていますが、ばら展に使えない蕾は全てピンチし秋に賭ける!というほどコンテスト派に徹することも出来ないので諦めます。

 

f:id:kansairose:20180407200722j:plain

 こちらではハキリバチがもう出ています。日当たりの悪い場所にある軟弱な葉に被害が集中しやすいと教わりましたが、我が家のハキリバチは面倒くさがりなのでしょうか?一番アクセスしやすい、陽当たりの一番よいところの新苗を集中攻撃しています。ばら展用の葉がやられるよりは、新苗にいってくれたほうが良いかな?と思いつつも、週末はアー〇ジェットを持って行動することにします。一瞬が勝負です。

 

 新苗といえば、ブラインドが出やすいという話の某品種を接ぎ木したのですが、新苗の一番初めの芽からいきなりブラインドで笑いました。どうせピンチするので良いのですが、品種の特性というのは面白いですね。

例年より一週早く、先週末に第一回の消毒をしたせいかバラゾウムシ・アブラムシはまだ見ず、うどんこも見ないのですが、会員様の中にはもううどんこ病が結構出ている方もいるようです。環境のせいなのか、施肥のせいか、はたまた薬剤散布のやり方の問題なのか、水やりが少なくて乾き気味なのか、前年から持ち越しているのか・・・・・色々思うのですが、お話しだけではなんとも言えず力不足を実感いたします。

f:id:kansairose:20180405221550j:plain

画像は講習会の内容の一部。不定根を利用した挿し木の方法。芽が二つあると思いますが、そのすぐ下から根が出ています。取り木の理屈を応用した方法といえましょうか?通常の冬の挿し木より発根の期間がかなり短縮できるとの話でした。「もやし挿し木」と隣にいた会員様が命名していたのでそれに乗っかることにいたします。

似たような方法で穂木を40日程度冷蔵庫保存してカルスを出させてから挿し木するという方法もあります。結局面倒になってそのまま挿し木するということも多いのですが。色々本に書いてない方法もありますので、バラ友を作って詳しい方法を聞いてみて下さい。4月21日のナーセリー見学も是非ご参加下さい。