関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

水曜日と週末は春の嵐だそうです 晴 22-9

 天気予報によると、明日の水曜日と週末はまた春の嵐が来るそうです。名人によると明日は多分大したことない、しかし週末はステムも伸びてきているし先週末より被害が大きいだろうなあ・・・とのことです。お気を付けください。ブログ担当は「嵐が来てもいいから冷え込んでくれ!」と自爆的なことを思っているのでどうにもなりません。なんでこんなに暑いんでしょう?

 

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インスタグラムにも載せましたが、うどんこ病の初期の段階です。葉裏に少し赤みがさし、葉がよじれます。慣れれば葉表からでも判別出来ます。この段階で治療剤と言われる薬剤を使用すると、うどんこ病は結構治ります。

もう少し症状が進むと葉裏に灰色のカビのようなものがつきます。更に進むと葉表に白い粉がふきます。市販の教科書はこの段階の写真を載せていることが多いので、処置が遅れる方が多いです。蕾や花首に白い粉がふいているところまでいくと、薬剤を使ってもなかなか完治しない(だらだらと盛夏になるまで続く。うどんこせいで春の花質がかなり落ちる)のが現実かと思われます。

 

うどんこ病は新芽が薬剤を弾くので、展着剤が大事とはしばしば言われます。しかしうどんこ病に効果的と言われる展着剤の、スカッシュまくぴか(バラ・花きに適用ありません)は薬害を起こしやすい気がします。効果と薬害のリスク、どちらをとるかなかなか悩むところです。無難に薬害を起こしにくいアプローチBIを使うというのが現実的でしょうか?(今の新芽の時期にスカッシュを使用して薬害を出して、ばら展にかなりの数を出せなくなった経験があります) 春の新芽の時期は展着剤を使用しない方がよいとおっしゃる方もおられます。

 

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自分で1月末に芽接ぎした新苗(上が5号ロングスリット鉢 下が5号スリット鉢)は8号ロングスリット鉢に鉢増ししました。根が完全に回ってはいませんが。

一般的には根が回る 6月 7月くらいに鉢増しとされていますが、色々試してみて下さい。秋の花が一番美しくor 沢山咲く の基準で試されると良いと思います。

 

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アブラムシを食べるテントウムシ幼虫さん。バラゾウムシ、スリップス。そして春はコガネムシの成虫。色々大変ですね。