もうすぐばら展ですね。今年は3月がやや涼しく、4月が平均的、5月が高温で総合的に見ると平均的な気温の春だと思います。なので5月12~14日のばら展は「少し早い」といったところ。花が集まるか少々心配です。上の花はブログ担当庭で初開花したバラです、久しぶりのバラなので可愛いものですが・・・
中にはこんな花も・・・上のほうのプツっとした穴は、おそらく蕾のときに青虫の類に食べられた跡、右下は早速やってきたコガネムシの類にかじられた跡です。コガネムシにかじられると庭花としても鑑賞に堪えなくなりますので・・・・
「これは!」という花には先日の内容通り、100均で売っている流しの三角コーナー用の不織布を被せてやると被害を防ぐことが出来ます。
話は変わって、ばら展に出品する場合の花の輸送方法です。ベテランの方はそれぞれ工夫した色んな手法で持参されています。それらの方法は会場で見ていただくとして、今回は初めて出品される方向けの簡単な方法です。
・お車で来場なさる方は難しいことは何もありません。バケツに水を入れて、花を入れてご持参ください。車中、水がこぼれないようにだけご注意下さい。
・電車・バスで来場なさる方は
- 早朝に採花する(長めに枝を切る、見頃より少々若い花を切る)
- 水揚げを1時間ほど行う。バケツに水を満々とはり、採花した花をそっとつけて水切り(水中で茎を切る)を行う→1時間ほどそのまま。花が水に濡れないよう注意。なるべく花首下まで水がくるように漬けたほうが良い。
- 広告紙で葉っぱごと枝をつつむ。葉が傷つかないよう優しく丁寧に。
- 花を保護する。京花紙(きょうはながみ)で花を包むのが伝統のやり方ですが、初心者は上記の写真のように、三角コーナー用の不織布で保護するのが安価・簡便で良いでしょう。
- 綺麗に洗った牛乳パックに少しだけ水を入れ、広告紙で包んだ花を入れる。
- 牛乳パックを手提げ袋等に入れて、花を傷めないよう注意して持参
このような方法が簡単で良いと思います。輸送中の揺れや、会場の高温でかなり花が開いてしまいますので、見頃より若い花を切るのがポイントです。初めての方は受付にその旨伝えていただければ出品のお手伝いをさせていただきます。出品締切は12時ですので、11時までには会場に到着するようにして下さい。車でご来場の方は、中央第二駐車場に駐車いただくと会場の咲くやこの花館に近いです。