上下の写真とも下手に接いだ新苗の例です(1月末に接ぎました)。しかし下の写真の苗はこのまま育てればすぐ先行組に追いついてくると思います。
違いは芽の下部V字のところです。上の写真は隙間があります。下の写真は密着していてカルスが接着剤のように出てきています。接ぎ木講習会の際、黒板に赤色で塗ったり、ギューっとして!などと強調したつもりでしたが、強調が足りなかったのではと反省しております。
両者抜いてみると、新しい白根の量も結構違います。どの程度活着しているかで白根の量もわずか一か月余りで変わってくるようです。台木の状態の違いも関係しているのかもしれませんが。