数日前までは「週末は天気が崩れる」という予報でしたが、今日は気持ちの良い青空。
気温も程よく(明石の最高気温は20.6℃)、秋らしく爽やかな1日でした。
今朝咲いていた花の画像ですが……
何の変哲もない2輪の花のようですが、実はこれ、同じ1輪の花なんです!
これ以外にも、
こんな↑パターンもありますが、一番オーソドックスなのは↓、
こんな↑感じです。
「南の関」はこのブログで何回もご紹介しましたが、熊本県玉名郡南関町にお住いの唐杉純夫先生が発見なさった「フロージン82」の枝変わりです。
いつもは⑤のような花が咲いていましたが、気温が下がって③のように半分が「フロージン82」のまま、半分が濃いピンクの1輪とか、④のように1枚1枚の花弁の色が違うパンダのような1輪とか、面白い花が咲いています。
この3~4年、絞り品種がマイブームになっていますが、今朝の「南の関」のように「変な花」が咲くとワクワクしてしまいます。
今朝咲いていたもう1品種の絞り花は、
寺西菊雄氏の絞り品種です。
「ベリーベリーベッキー♪♯ローズ」という花名が再び使えるようになったと聞きますが、ジジイには覚えにくいので「フレジェ」と呼び続けています(それでも覚えにくいと言って、家内は「菊雄さんのダンダラ」と呼んでいます)。
絞り品種の魅力は「1輪1輪がそれぞれ唯一無二の花色」であること。
どなたかのブログやらネットの画像やらからこっそりと盗用しても、すぐにバレてしまいます。
また、色合いが季節によって変わるのも面白いところです。
例えば、
「ジョージバーンズ」は時期によって花色は違っても常に「絞り」が出ますが、中には、
「ハンキーパンキー」は夏の間は「絞り」を出すのをサボってしまいます(しかし、輝く朱色は非常に魅力的です)。
気温が下がると、
再び「絞り」が入ります。
また、季節が変わってもいつも変わらぬ「顔つき」の品種もあります。
こんな個性的な表情を見せる「絞り」の品種が面白く、この数年、以下の品種も我が家のメンバーに加わっています。
もちろんこれら「絞り」品種はコンテストには向きません。
私自身の「お楽しみ」として栽培している次第です。