本日、明石の最高気温は午後1時45分に32.1℃だったようです。
大阪市内の35.4℃、京都の35.3℃の猛暑日に比べたら多少はマシかもしれません。
昨年のブログを見ると「秋花剪定」は9月2日スタート、
終了は9月10日。
秋花剪定終了しました - 関西ばら会 (hateblo.jp)
その結果、秋花は10月4~7日頃から良花が咲いています。
HT種が咲き始めました - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今年は去年以上に残暑が厳しく、かつ長引くと予報している気象関係者さんが多いようです。
そこで今年の秋花剪定は9月1日に剪り始めはしましたが、地植えの剪定のピークは今日(9月8日)とし、14日に完了の予定。
鉢植えは、無理やり有休をとって11日をピークとして、16日完了……という予定です。
というわけで、本日は我が家の主力選手のシーアブリスから剪り始めました。
長いステムは2.5m以上の「上空」に達しています。
例年ならば、2.5~3mに伸びた枝を、脚立に上って2m位に剪定するのですが、今年は先々週に台風対策として2m程度に剪り下げてありました。
それが「予備剪定」代わりになり、今年の剪定位置は1.5~1.8m程度と「大人しい高さ」になっています。
この高さまで剪り下げて、果たして花に如何なる影響が出るか……この秋の実験です。
ただ株元50㎝程度のところに何となく違和感が……
お分かりでしょうか?
左の直立している枝の下方右側。。。
横に回ると、
無理やり裏側を覗くと、
薬剤散布の際に直接薬剤のかからない「裏側」が白くなっていました。
大急ぎでマシン油乳剤の40倍液を塗布しました。
暑い夏の間は案外カイガラムシの活動が活発です。
「ご高齢」の株をお持ちの皆さんは、薬が掛からない側の様子を時々観察してください。
また、地面に生い茂っている雑草を抜いたところ、
ゴマダラカミキリの死骸がありました。
ヒゲが体長の2倍近くありますのでオスです。
メスであれば近辺の株に産卵していないか(株元から大鋸屑が出ていないか)今後も注意しなければなりませんが、まあオスですので放置です。
ただし、ゴマダラは大概「夫婦連れ」で来ますので、やはり近辺の株の根元には一応注意して、今後も大鋸屑の有無を確認しなければなりません。
午後はひたすら鉢植えの施肥。
細枝の整理をしながらの作業ですので、なかなか捗(はかど)りません。
9月に入っても採花を続けています。
ずっとバケツ2杯分の花を採花してきましたが、剪定が進むと花数がぐっと減ります。
HT種の剪定が終わる来週以降は、マンマイちゃん用(仏壇花)のフロリバンダ種だけになります。
海風の入る明石は関西の中では気温が低い場所とは言え、真夏日の炎天下で丸一日作業をすると、さすがに夕方にはヘロヘロになりました。
んが、本日の最後の作業は定期薬剤散布。
本日のレシピは、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50㏄
コテツ フロアブル(殺虫剤)……30㏄
サイアノックス乳剤(殺虫剤)……100㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
剪定が終了して葉の数が減ると、散布量が80ℓで済むのですが、今日はまだいつも通りの100ℓです。
また、剪定直後は新芽がありませんので、薬剤の濃度を多少上げる(濃くする)人もいますが、我が家はマンマイちゃん用のフロリバンダ種が咲き続けますので、濃度を上げることは出来ません。
というわけで、今週の中ごろに1日有給休暇を取って、また「ばらの奴隷」になります。