今日は二十四節気の白露ですが、京都や奈良といった内陸部の盆地では猛暑日だったようです。
明石も暑い一日ではありましたが、アメダスによると昨日も今日も最低気温は25℃を下回って熱帯夜ではなく、最高気温も31℃代にとどまっています。
現在、17:27ですが明石のアメダスは28.8℃。
ちなみに大阪市内は33.2℃、京都市内は34.6℃になっています。
さて、9月1日にスタートした「秋花剪定」ですが、本日の段階で地植えの超遅咲き~遅咲き品種まで作業を終えています。
いずれも黄色の枠内が剪定済み、赤色の枠内が未剪定の株です。
地植え株に関しては、明日、開花期が標準的な品種を剪ることを予定しています。
鉢植えは地植えに比べて短期間で咲きますので、同一品種であれば2~3日程度遅く剪定します。
ただ剪定前後に「今年最後の置き肥」をするのが良いと思います。
剪定した芽が伸び始めてから施肥しますと、芽が伸びる過程で肥料の効き具合が変わってしまいますので、ステムの葉と葉の間隔が不揃いになったり、葉の大きさが途中で変わるという不細工な枝姿になります。
剪定後3週間ほど経過すると、ステムが1日で5~10㎝も伸びる「急成長期」が5日~1週間程度続きます。
その時に肥料が最も効いているのが理想ですので、剪定の前後5日の間を目安に施肥します。
私は例によってレバープランツの「ボカシ大粒」を、8号鉢には6個ずつ、10号鉢には10個ずつ与えることにしています。
5月末から1ヶ月に1回行っていた鉢植えへの施肥は、これが最後です。
9月中旬以降に肥料を与えると、10月中旬に開花する秋花に悪影響(花芯の乱れ・発色の悪さなど)が出ます。
ただし、花の発色をよくするために施すリン酸主体の薄い液肥は、開花直前まで続けてもかまいません。
(私は液肥を与えることが面倒くさいので、定期薬剤散布の時に微量要素剤を混合して葉面散布をしています。)
先週、折り曲げ剪定をした「武州」の芽が膨らんでいます。
折った時は ↓ こんな様子でした。
また、9月1日の記事で剪定のサンプルにした鉢植えの「アンペラトリス ファラー」の芽も動いています。
私は剪定した位置の葉をむしり取って「芽を丸裸にする」ことにより、芽の動きを促す……と毎回書いております。
葉をむしり取ってない部分の芽は、
同一品種とは言え、剪定した個所の条件が全く違いますので、この2枚の写真を比較するのは全く意味がないかもしれませんが、とにかく葉をむしった部分の芽は確実に動き始めています。
明日も剪定三昧の一日になりそうです。