この夏は4番花の採花をサボっているため、我が家の庭に珍しく「色彩」があります。
本日咲いていた花の中で、それなりに良い花を並べます。
枝立ちが非常に多いのですが、細枝性でコンテスト花にはなりません。
しかし切り花用としては多花性ゆえ重宝します。
コロナに罹患して嗅覚が無くなっていましたが、今朝はこの「夜間飛行」の香りをかすかに感じました。
コロナで嗅覚の無くなった先輩(?)が「3~4週間で戻る」と言っていましたので、私の嗅覚もそろそろ復活して来そうです。
ほとんどの夏花は花弁数が非常に少なくなりますが、「ユートピア」はそれなりに花弁数を保つ品種ですので、夏場の切り花として活躍します。
絞り系統の品種は、夏場に絞りが無くなるものが多い中で、「ニール ダイアモンド」は辛うじて絞りが出ています。
採花せずに放置しているものが多いのですが、マンマイちゃんの花(仏壇花)だけは少しずつ採花しています。
夏が終わりに近づくと「夏バテ」で一気に葉を落とす株があります。
この画像は「みつえ」ですが、今年の5月以降に出たシュートの1段目の葉がごっそりと落ちてしまいました。
黄色円内の黄変した葉は全て「プリンセ スノブコ」のシュート1段目です。
しかし右端の矢印は「ヘレン ノード」ですが、全く黄変していません。
同様に、
黄色円内の黄変しているのは「イーハトーブの風」ですが、周りの品種はほぼ健全な緑色を保っています。
夏の終わりに黄変して落葉しやすいのは、品種による差が大きいようです。
そして地植えよりも鉢植えに落葉が目立ちます。
「コンフィダンス」も落葉しやすい品種ですがl、鉢植えはすでに落葉していますが(画像が無くてスンマセン)地植えは(今のところ)健全な葉を保っています。
我が家の鉢植えたちは、階段のコンクリートの上に直接置かれるという「虐待」を受けていますので、とりわけ落葉しやすいのかもしれません。
鉢植えはもちろん、地植えも含めて夏場には寒冷紗などを掛けると随分違うのだとは思いますが、我が家の「斜面+不定形の植え床+階段」という栽培環境では、寒冷紗を張る設備を作ることができません。
9月の「秋花剪定」の折に、葉が落ちてしまって剪定位置が無い……という株には、「折り曲げ剪定」などで対処しようと思っています。
その折に、具体的に画像で紹介いたします。
夕方、カイガラムシ退治と定期薬剤散布を行いました。
まずカイガラムシは、昨日「梅雨明け剪定」を行ったツルばらに多発していたヤツらです。
マシン油40倍液を、刷毛(はけ)で白い虫体に直接塗布します。
葉に薬液が付くとひどい薬害が出ますので、なるべく葉に薬がつかないように注意します。
そして定期薬剤散布。
今日は風が無かったので「粉薬」を使用できました。
本日のレシピは、
ポリオキシンAL(殺菌剤)……40g
ディアナSC(殺虫剤)……30㏄
オルトラン水和剤(殺虫剤)……100g
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
まだまだ残暑が続きそうです。
皆様ご自愛専一に!