お盆休みで9連休という方々もいらっしゃいますが、私は9月10日前後に「秋花剪定休み」を取ります。
したがってお盆の間も基本的にはカレンダー通りに出勤しますので、明日は仕事です。
(コロナに罹患して、7月末~8月初にも休みましたし……)
今日は予定通り、カイガラムシ退治とブイブイ(コガネムシ・カナブン)の幼虫対策を行いました。
マシン油乳剤の40倍液を、枝に寄生しているカイガラムシに直接塗布します。
定期薬剤散布で薬剤の掛かりにくい「枝の裏側」まで体をひねって潜り込み、枝が白くなっていないかどうかを丹念にチェックします。
ツルばら以外にも、陽当たり・風通しの悪い場所に植わっている株の多くにカイガラムシを発見しました。
特に、地面に差し込んだ農竹(タキロン)に棕櫚縄で縛り付けている部分に発生しているのが目立ちます。
次に、鉢植え栽培には必須の作業……ブイブイの幼虫退治です。
こいつらが鉢の中に発生すると、白根が食い尽くされて樹勢が極端に衰え、秋花を咲かせることができません。
私はお盆の時期に1回、カルホス乳剤の1000倍液を、8号鉢には1ℓほど、10号鉢には2ℓほどを灌注しています。
以前は7月と8月の2回、灌注していました。そうすれば100%退治できます。
しかし、この10年間ほどは(面倒くさいので)お盆の時期の1回だけの灌注にしました。それでも99%は退治できています。
年末に行う鉢の土替えの際、幼虫が入っているのは300鉢中2~3鉢です。
(完璧に退治できていないおかげで、上の幼虫の画像を撮影できました……負け惜しみです。)
噴霧器を使い、ホースの先端にノズルを付けず、ホースの口から直接薬剤を鉢に注入します。
ブイブイの幼虫退治のレシピ
カルホス乳剤……350㏄
水 ……350ℓ
私はカルホス乳剤を使用しますが、ダイアジノン粒剤を6月~8月の間、月に1回ずつ、鉢土の表面にパラパラと撒いても退治は可能です。
本日、庭や鉢で咲いている花をカメラに収めました。
普段は切り花にするのですが、この夏はそのまま咲かせることにします。
相変わらずよく咲いてくれます。
コロナ罹患以降、嗅覚が無くなっています。このブルーシャトウも「無香」です。
こんなに暑くてもステムはしっかりと伸び、花の大きさや花弁数もそれなりにあります。
優れた品種だと思います。
高温期の色合いは魅力的です。
夏にはド派手な発色になりますが、花弁数が少なく、花も小さいのが残念です。
これまた小さな花になっています。
日本ばら会の配布苗ですが……サヨナラ候補ですね。
房咲性がありますので我が家ではフロリバンダ扱いをしていますが、夏には単花咲きになります。
新苗の蕾を摘まず、咲かせてしまいました。
香りの花ですが、やはり私の鼻では「無香」です。
これまた残念ながら「無香」。
以下フロリバンダです。
夏でも房咲性があります。
絞りのフロリバンダですが、夏期はほとんど絞りが出ません。
しかし輝くようなオレンジ色は魅力的です。
樹勢の弱いフロリバンダ種です。暑くても絞りは出ます。
今日は午前中に雲が出て、多少は作業のしやすい日でした。
夕方になって、風も涼しさを感じさせてくれています。
しかし、雨が降りません。
長年、地植え株には灌水していませんが、そろそろ限界だ~~と言って首を垂れている株が数株あります。
東北に降る雨をこちらに貰えるならば良いのですが。。。
東北各地に被害が出ないことを祈っています。