暑い暑い……と思わず口に出してしまいますが、昨日は旧暦の七夕。
立秋の日(8月7日)を境に、朝の空が高くなり、深い青色になったように思います。
藤原敏行の歌の通り、吹く風に少しだけ秋の気配を感じます……昼間は腹が立つほどの炎暑ですが。。。
私のばら栽培は「切り花」を楽しむのが主な目的です。
ガーデン派の皆様や公園のばらのように、庭でたくさん咲いている様子を楽しむことはしません。
通常は、
これくらいに開花した段階で切り花にして自宅に飾ったり近所にお配りしています。
したがって我が家の「ばら藪」は緑色一色で、庭や階段の鉢に「色彩」があることは、普段はありません。
ばらの切り花農家の皆様も蕾の萼が下りた頃にすべて採花してしまいますので、ハウス内に色彩はありませんが、我が家も同様です。
しかし、先々週から夫婦そろって新型コロナウィルスに罹患してしまいました。
その結果、採花のタイミングを逃した花がたくさんあり、珍しく我が家に「色気」があります。
しかし、昨日の記事で書きました通り、ツルばらの「梅雨明け剪定」が終わっていません。
そのため、風通し・陽当たりの悪い部分を「裏側」から見ると、
随分白くなっていますので、明日、マシン油乳剤を塗布する予定です。
ついでに明日は、鉢植えのブイブイ(カナブン・コガネムシ)の幼虫退治のために、カルホス乳剤を灌注しようと思っています。
それに先立ち、本日夕方、定期薬剤散布を行いました。
レシピは、
サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄
プレオ フロアブル(殺虫剤)……100㏄
マッチ乳剤(殺虫剤)……50㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
本当はポリオキシンALやオルトラン水和剤など粉の薬を使う予定でしたが、風が強かったため液体の薬のみに変更しました。
マッチ乳剤は7月27日の記事にも書きましたが、ミカンキイロアザミウマの切り札薬として温存していたものです。
んが、温存し過ぎて使用期限がこの6月で切れてしまいましたので、慌てて使い切ろうとしています。
ただし、マッチ乳剤を使用すると目にチクチクとした刺激がありますので、散布の際にはゴーグルを着用するのが良いと思います。
あ、それと、以前「サライ」9月号に我が老醜を晒す……と書きましたが、「ばら関係」の記事だと思った方が多かったようで失礼しました。
ばらとは全く関係のない仕事絡みでございます、スンマヘン。。。