先週は新型コロナウィルスに罹患したため、講習会もブログも休ませていただきました、申し訳ございません。
とりわけ、4日の日曜日、炎暑の中で講習会を行ってくださいましたM顧問・N顧問、そして挿し木の講習をしてくださったYさま、さらには猛暑を衝いて受講して下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。
私メは今週になって、水曜日(7日)から本格的に仕事に復帰しました。
(まだ多少の咳が残っているほか、嗅覚が無くなったままです。)
家内も道連れにしてコロナに罹ってしまいましたので、この間、ばらのメンテナンスがほとんどできておりません。
(鉢植えの水遣りだけは1日も休めませんので、発熱を押して何とか続けました。)
その結果、
開花盛期の4番花の花弁に、たくさんの穴が開いています。
犯人(犯虫?)はもちろんオオタバコガです。
7月中は1週間に1回の定期薬剤散布によって、花弁の小さな穴は散見するものの、幼虫本体を目にすることはありませんでした。
恐らく産卵~孵化まで5~6日掛かっており、薬剤散布の狭間で孵化して蕾に潜り込んだ幼虫も、極めて小さい1齢幼虫だったために1~2日後の定期薬剤散布で駆除できていたものと考えます。
しかし8月になって、明石でも35℃の猛暑日が続き、産卵~孵化まで3~4日程度になったのでしょう、孵化後、次の定期薬剤散布までの間に2齢幼虫になっているために、薬剤が効いていない可能性があります。
とは言え、まだ「大発生」というほどではありませんので、淡々と週に1度の定期薬剤散布を続けます。
コロナによる「自主隔離期間」が開け、翌日から出勤という日の夕方に、2日遅れの定期薬剤散布をしました。
レシピは、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50㏄
コテツ フロアブル(殺虫剤)……50㏄
スピノエース フロアブル(殺虫剤)……50㏄
バイオアクト(ダニ忌避剤)……100㏄
鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
スピノエースは主にオオタバコガ対策、コテツはオオタバコガに加えてハダニ対策も兼ねています。
4番花が盛んに咲いていますが、体調が思わしくないため、採花は自宅で必要とする分だけにとどめています。
ツルばらの「梅雨明け剪定」が終わっていません。
明石では梅雨明け後1滴の雨も降らず、水不足でツルばらの懸崖部分の葉が黄変し、落葉が始まってしまいました。
早く剪らなければ……と焦りつつ、日中の炎暑に二の足を踏んでいます。