昨日は冒頭から嫌なヤツの画像で「お目汚し」でしたので、今日はきれいな花の写真ばかりを並べる予定でした。
ところが今朝、今年の2匹目を捕まえました。
思わずマクロレンズを持ち出して「どアップ」の記念写真を撮ってしまいました……
柔らかいステムを喰っている最中でしたので、向かって左の牙(口角)には「ご飯粒」ならぬ「ステム屑」がついています。
これまた触角が体長より少しだけ長め=メスの個体です。
オスを探しましたが、発見できませんでした。
ちなみにオスの触角はこんな感じです。
今朝捕まえたメスは食事中でした。
2番花のステムの上方を喰っていました。
普通は昨日の画像のように、1番花の咲いたステムまたは2番花の花後のステム……つまり固まったステムの緑色の皮を喰います。
今朝のように柔らかいステムが被害に遭ったのは初めてです。
一瞬「こんな時期にバラクキバチが来たのか?」と思いました。
そんなハプニングがありつつ、今朝も1.5番+2番花を少しだけ採花しました。
さて、この1週間で咲いた「それなりにエエ花」を並べます。
我が家にはガーパーの地植えが2株ありましたが、発色の良い株は数年前に天寿を全うし、現在は「白いガーパー」しか残っていません。
しかしこの時期、強い太陽光を浴びると、さすがにピンクのぼかしが入ります。
5月と10月のコンテストの頃には単なる白ばらになってしまいますので、捨てようと思うことしばしばですが、樹齢40年近い古株で根元は直径25㎝程あります。
何度も抜くためにスコップを差し込んだのですが、微動だにせず。
仕方なく寿命が来るまで(樹の寿命が先か、私の寿命が先か?)付き合うことにしました。
ご近所さんに配ると大好評の花で、地植えが2株ありました。
そのうちの1株が今年の春に突如枯れました。
予め樹勢の衰えを察知して、昨年の大晦日に「代替わり」のために接ぎ木をしてあります。
苗は順調に育っていますので、この冬に、枯れた株の跡に植える予定です。
四季咲き性のツルばらです。
これも我が家を建てた時から同居している樹齢40歳近い古株。
「テッポウムシ(ゴマダラカミキリの幼虫)退治」の迷人(めいじん)である私ゆえ、このエマニエルはすでに10~20匹のゴマダラを育て上げた「養母」になっています。
株元は直径40㎝程ありますが、根部を喰ったテッポウムシが成虫になって株を食い破って旅立った結果、地際は5つに「分離」しています。
テッポウムシが根部に入っている年には見窄らしい花しか咲かず、切り花にしようという気にもなりませんが、今年はきれいな花が咲いている=テッポウムシは入っていない状態です。
1.5番花ですが、エエ花が咲きました。
こちらは2番花です。
弁質がデリケートで雨に当たるとすぐにシミができ、やがて腐りますが、しばらく雨が降っていませんでしたので、エエ花を見ることができました。
コンフィダンスの枝変わり品種で、やはり弁質が弱いのですが、上のコンフィ同様に雨に当たっていませんので、2番花とは思えない巨大な美花を見ることができました。
やや小さい2番花ですが、強い太陽光を浴びて発色は抜群です。
4月下旬に出たベーサルシュートを1回ピンチし、2段目に咲かせた大房。
鉢植え株は樹高を低く抑えるために、シュートを1回ピンチした後、2段目から花を咲かせています。(地植え株は2回ピンチして3段目から花を咲かせています。春苗は8月まで蕾を全てピンチし、9月の剪定で切り込んだ後、10月から花を咲かせます。)
2番花が咲き始めました。
鉢植えですが、今年は樹勢が良いように思います(数年間にわたってベーサルシュートは出ていませんが)。
メルヘンケーニギンと同様に、1番花のステム上部には柳葉~3枚葉がズラズラと並び非常にバランスが悪いのですが、2番花からは5枚葉の枚数が揃います。
今週後半からは2番花が賑やかになりそうです。
それとともに、またまたブイブイ(カナブン・ハナムグリ)対策が必要になります。
流しのごみ取りネットを装着していますが、今週中には梅雨入りしそう。
そうなるとネットの中で開いた花弁が腐り、やがてボトリチス(灰色カビ病)になるのが毎年のパターンです。
花が腐る前に採花したいのですが、雨の中では……と、言い訳はやはり毎年ワンパターンです。