今日も好天に恵まれ、次々と開花しています。
こんな感じで、朝は平和だったのですが、昼前に開花した「白秋」を見ると、
懸崖作りの「荒城の月」を生贄(いけにえ)として奴らに提供しているにもかかわらず、その他の花もつまみ食いを始めました。
仕方なくすぐに、例の「ブイブイ対策グッズ」である100円ショップで売っているストッキングタイプの「水切りネット」を、白・ピンク・黄色・藤色など淡色系の花(花弁がほころび始めた蕾~4分咲き)に被せました(5分咲きの花は、基本的に採花してご近所様に配ります)。
御覧の通り、赤・オレンジなど濃色系の花は、放置してもブイブイの被害には遭いません。
今日撮影した花を並べます。
この春はモンシェリが抜群です。
良花が多い「モンシェリ」に対して、まだ「レッド広島」はそれらしい風格のある花を見ていません。
登録はHT種ですが房咲性が豊かであるため、我が家ではフロリバンダ種扱いをしています。
ただしこの花は、4月にウッカリ他の品種と間違えて側蕾を摘んでしまい、単花で咲かせてしまいました。
同じ「うっかり事故」をやってしまったフロリバンダ種、もう一つ。
両品種とも単花咲きにしたものの、それほど大きな花にはなっていません。
逆にこちらは、
正真正銘のフロリバンダ種であるにもかかわらず、主蕾を摘み忘れていたために真ん中の花が咲いてしまいました。
藤色系の品種を2つ。
ともに香りの良い品種です。
黄色系の花を、色が淡い→濃いの順に並べます。
「レモンちゃん」と呼んでいます。
メルヘンケーニギンと同様、春はステム上方に柳葉・一枚葉がズラ~~ッと並び、1本花競技には出品できません。
秋は5枚葉が揃う上に、花色がもう少し濃くなり、コンテストに連れて行くことがあります。
しかし「レモンちゃん」が1本花競技で1等になった記憶がありません。
組花の中に、さり気なく組み込んでいます。
京阪枚方園芸の小山内君の作出花です。
発表直後に「花芯の巻きの先端部分がペコンと陥没しているのが気に入らない」と文句を言ったことがありますが、黄色にしては花もちが良いので重宝しています。
この春は、なぜか色が濃く咲いています。
色合いは「高尾」と同じですが、丸弁で花芯も低いのでコンテストには適しません。
しかし花足の速い「高尾」に比べて、こちらは比較的ゆっくりと楽しむことができます。
そんなこんなの花を、今日は朝と夕方の2回、採花しました。
明日も天気は良好の予報ですが、それに伴って気温も上がるとか。
今日以上に採花が忙しくなりそうです。
6日(土)~7日(日)が雨降りになりそうですので、明日の夕方、定期薬剤散布をしようかと思っています。