明日4月2日14:00~16;00 長居植物園内「花と緑と自然の情報センター」1階セミナー室にて、「やさしいばらの育て方」講習会を開催いたします。
今回のテーマは、4~5月の手入れということで、4月中に行う開花前の作業(芽の整理・ブラインドの処理・薬剤散布など)と5月の開花前後の作業(副蕾の処理・ばら展開催及び出品の仕方・凋花の切り戻し作業など)についてお話いたします。
お時間があれば、是非ご参加ください。
関西ばら会会員の皆様は無料ですが、非会員の方々にはテキスト代として¥200を頂戴いたします。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
非会員の方々は事前申し込み(06-6694-8788)が原則ですが、会場に直接お越しいただいても聴講可能です。
お一人でも多くの方々に御参加いただければ、大変嬉しうございます。
さて、やっと週末になり、1週間ぶりに庭のばら達を観察できました。
8年前の「節(ふし)」で剪定した「武州」ですが、2つ目の芽が出てきました。
上の芽はずっとご覧いただいてますが、「節(ふし)」の下の方から発芽した芽。
太い枝になる勢いを感じますが、下向きですので気に入りません。
様子を見て掻き取ることになると思います。
地植えから鉢上げした際に「げんこつ剪定」をした「手児奈」は、
勢いの良い芽を2本だけ残し残りは掻き取りましたが、2本とも太いシュート枝になりそうです。
秋花剪定までシュートとして管理し、花は咲かせません(秋花から咲かせます)。
新芽と言えば、
「手児奈」の古株の根元から、こんな芽が出ていました。
新芽の各葉柄の小花が7~9枚ありますので、これは「台芽」と判断し、除去します。
毎年決まった株から台芽が出ます。
接ぎ木をする際に、台木のクラウン部分が残った状態で接いでしまったものと思われます。
さて、この「手児奈」にこんな葉 ↓ がありました。
3日ほど前に、この葉を見つけていました。
近辺に小さなヨトウムシがいるのではないかと探しましたが、見つかりませんでした。
ところが今朝、別の株でコイツを発見しました。
どうやら「手児奈」の食害も、ナメクジが原因か?と思っています。
今日、正真正銘の「虫」として撮影できたのはバラゾウムシです。
近づきます。
ゾウムシの類は、発見した時に即「テデトール(手で取る)」で退治してください。
不用意に虫体に触りますと、ポロリと落ちて行方不明になってしまいます。
片手をお皿にして虫の下に置き、その手にゾウムシが落ちるようにします。
(実は私、今回は片手にカメラを持っていたために画像の「ゾウムシ」を取り逃がしてしまいました。)
その他、ばらの成長具合を示す画像は、明日ご紹介することにします。
何はともあれ明日の「やさしいばらの育て方」講習会を、よろしくお願いいたします。