偶数月の第一日曜日(または土曜日)に開催しております「やさしいばらの育て方」講習会は、接ぎ木の実習を行う関係で、12月は第三日曜日(または土曜日) に開催することになっています。
今年は12月17日土曜日です。
午前10時から接ぎ木の実習(関西ばら会会員限定)、午後2時から通常の「やさしいばらの育て方」講習会(一般の皆様も大歓迎)という予定です。
なにとぞお間違えの無いようにお願いします。
さて、12月の声を聞き、またそれと同時に強い寒気が下りてきて、北国からは雪の便りも届くようになりました。
11月いっぱいは、曲がりなりにも「ばら」が咲いていましたが、さすがに今週は木枯らしに吹かれて「バラのような花」が咲く時期になってしまいました。
そんな中で、一重咲きは本領を発揮している感じです。
11月27日の日曜日に発見したテッポウムシの被害株の今日の様子です。
新しいおがくず(木屑)は出ていません。
カルホスの原液注入で退治できたようです。
過日、広島バラ園から購入して鉢に植えた秋苗ですが、
「2毎芽(にまいめ)剪定」するために、最下部の2芽は動いてほしくないのですが、ちょっとふっくらとしてきました。
3芽目は4~5㎜伸び始めました。
さらにクラウン部分からは、ご覧のように、たくさんの芽(本来は4月以降、シュートとして伸びてほしい芽)が動いています。
やはり11月に届く苗は芽が動いてしまいますね。。。
昔のように12月になってから届くのが理想ですが、商売を考えたら、早く掘り上げて早く送りたいのでしょうね。。。
今日は午前中は病院巡り、午後は市場で「魚釣り」をしましたので、ばらの作業はお休みでした。
明日、あまり天気は良くないようですが、
問題のある地植え株2株を植え替えようと思っています。
1の手児奈は樹勢が衰えています。
シュートが出ず、ひょろっとした感じです。
恐らく根頭癌腫があるのだと思います。
2のメルヘンケーニギンは、2000年の東京八重洲口の全国大会で会長杯、2007年の鎌倉の全国大会で理事長杯を頂戴した花を咲かせた株ですが、老化して、1本立ちの株になってしまいました。
ともに「お世継ぎ」の準備ができていますので、明日、植え替える予定です。