朝夕の気温が随分と下がり、時々兵庫県の山間部に濃霧注意報が出るようになりました。
夜間と昼間との気温差が大きくなると、一般的にはばらの発色が良くなります。
しかし中にはそうでもない品種があります。
その代表が魅惑で、気温が高いうちは弁低に黄色が発色して綺麗ですが、気温が下がると真っ白になってしまい、色合いの複雑さが無くなってしまいます。
また、武州も夜間の気温が低くなると開ききれずに3分咲きのままミイラ化することが多くなります。
さて、そんな中で梅雨明け剪定をしたツルばら達が少し返り咲きをしています。
そして、ローズヒップ(実)を楽しむために梅雨明け剪定をしなかった、つるデンティベスは、花と実が同居しています。
また、毎朝の採花も継続中です。
日によって多少はありますが、
最近は日の出が6時30分に近づいていますので、出勤前の採花はまだ明けきらない彼者誰時(かわたれどき)の作業です。
「切り頃なのは、この枝だろう」と思って切ると、隣の立派な蕾の付いたステムがバサリと砕け落ちる……そんな事故が多発しています。
今日(5日)も記念写真を撮りながら採花しましたが、まだ写真の整理ができていませんので、明日、ご紹介します。
今日のブログは、一昨日(3日)の祝日に採花した花を並べ立てます。
春は白っぽく咲くこともありますが、秋は本来の黄金色です。
香りもあり大きな花ですが、花芯がすぐに乱れます。
今日ご紹介した3種の黄色品種の中では、最も淡い黄色です。
我が家の定番です。
エエ花だと思うのですが、100点満点の花(と思って)でもコンテストではなぜか良い評価を受けません。
我が家では近所へのご挨拶専用です。(と言いながら、出来の良い熱情は人様に差し上げず、自宅玄関の花瓶に鎮座ましますことがよくあります。)
先日も書きましたが、この秋のロージはなぜか花芯が良くまとまります。
本来は「春だけ品種」です。
この「みつえ」は本日の1等賞です。
ステムの途中で切りましたが、全長は70㎝以上の長さがありました。
ほとんどのステムが30~40㎝しか伸びない中で、時々こんなステムがあり、これがコンテストに行く「みつえさん」です。
本来ならば「明日の花」ですが、ご近所に行くために切りました。
これは本来の形をしていません。
本日(5日)、ええヴィオレが咲いていましたので、その画像は明日UPします。
先日もご紹介した香り品種ですが、開花とともに結構花弁が伸び、大きな花になります。。。花芯はグチャグチャですが。
古い品種で、これも香りのコンテスト用です。
我が家の家風には合わない花形ですが、これも香りのコンテスト用。
枝変わりでツル化したため、香りの花を大量に採花できます。
定番中の定番。
久々に良く咲いたエエ花を見せてくれました。
この秋は狭山路……エエ花を咲かせています。
本日(5日)も抜群の花がありました。
上の狭山路と同じ交配親(ジェミニ×コロラマ)です。
巨大な高芯花、これも我が家の定番品種です。
この秋は、どうやら武州にとっては「はずれの気候」だったようです。
この秋最後の1輪です。
これも本来の姿ではないですね。
これはエエ色が出ています。
フロリバンダも少しだけ並べます。
秋は房にならず、単花で咲くようです。
これも秋は房咲性が乏しいようです。
近年お気に入りの絞り。
明後日(7日)は立冬ですが、この秋はまだ「木枯らし1号」が吹いていません。
例年、10月23~27日には必ず吹いていたのですが……
おかげでまだ秋花を楽しめます。
明日は今年最後の定期薬剤散布の予定です。