しばらく雨が降らないおかげで良花が咲き続けています。
前夜に採花した花を荷造りする前の様子です。
はてさて、どういうわけか、25日の画像がありません。
前日、大量に採花したために25日は自家用としてわずかに採花しただけで、写真を撮らなかったのかもしれません。。。某国会議員ではありませんが「記憶にございません」状態です。
で、2日後です。
御近所にお配りする花ばかりでした。
奥のバケツ2つにラッピングした20輪が入っていますが、加古川ばら会のばら展に差し上げた花です。
数日来、雨が降っていませんのでコンテストレベルの良花が揃っています。
この20輪中、出来の良い方から10本を組めば、10月15日のコンテスト2日目に1等賞を頂戴した10本組花よりも、はるかにレベルの高い作品ができそうです。
さらに残りの10輪でもエエ組花になりそう……会心の20本が揃いました。
前日の花に気合いが入っていましたので、この日は気の抜けた家庭用の花ばかりです。
そして今朝は、血圧から水虫まで……ハゲ以外は何でも診てくれる外科・胃腸科の病院へ受診ついでに花を持ち込みました。
手前の短い花は自家用です。
この山盛りの花の中に、コンテストレベルの花が何本か入っています。
まず、色の濃いメルヘンです。
この花のステムは……
これが香川大学の農学博士・S君が言うところの「トゲの赤いメルヘン」です。
秋のロージはキャベツ芯になり、且つ色も黒くくすんでコンテストレベルの花にはならないのが普通ですが、この秋は澄んだ色でキリッと咲いています。
今年の秋の気候はロージに適しているのでしょう。
ラッピングしてから改めて花を見ると、「水色」に近い色合い、花芯の巻き、そして花の大きさ(この画像ではわかりませんが)など、超一級の花でしいた。
現在では「ダイアナ~~云々」という名前が使えず「エレガントレディー」という、つまらない名前に改名させられています。
堂々とした花容と品格のある風情は「ダイアナ~~云々」がピッタリだと思います。
花芯のまとまりが悪く、ご近所に配られるのが専門の狭山路ですが、ロージクリスタルと同様、今年の秋は不思議と良花を咲かせています。
この花も芯が極めて高く、花芯(巻き)も良くまとまっていました。
次は、このブログのアイコンとして使っている花です。
ちょっと発色が弱いですね~~
明日になればもっと鮮明に紅が発色すると思います。
1956年の作出花で、私と同い年です。
香りの花のコンテスト要員ですが、トゲが少なく扱いやすい品種です。
本来ならば「我が家の家風に合わない」と言って、即時退去命令を出すタイプの花ですが、営利用切り花品種の面白さがあって、追い出すことなく我が家のメンバーとして残っています。
概してステムが短い品種ですが、今朝の花はステムが60㎝以上あり、コンテストの1本花競技に出品できるレベルの花でした。
すでに秋花の4分の3は咲き終わっています。
残りの4分の1も昨日・今日の高温で一気に開花が進みました。
しかし、例年ならば10月23~25日までには北~西の冷たい強風(勝手に「木枯らし1号」と呼んでいます)が吹き、花が傷ついて晩秋の趣になるのですが、今年はまだそれらしき寒風が吹きません。
来週火曜日(1日)が久々に雨の予報、その後に寒気が下りてきて「木枯らし1号」になるかも。。。
ゆっくりと秋ばらを眺めることができるのは、明日の日曜が今シーズン最後になるかもしれません。