東海・関東地方は台風15号による豪雨……関東の会員様、被害はなかったでしょうか?
関西は台風の影響もなく、涼しく穏やかな秋の休日でした。
18日~19日にかけての台風14号の通過後、ばらさんたちの様子は一見平穏です。
ただし近づいて見ると、
こんなのやら、
こんなのやら。。。
中には、
台風通過直後のブログで「樹勢が一気に弱まる」と予想した「芳純」ですが、事態はもっと深刻で、枯れる可能性が高くなりました。
多くの情報を集める必要がありますが、「芳純は塩害に弱い?」のでしょうか?
強風で枝がたくさん折れ、先端が吹き飛んだたツルばらですが、
折れた枝先からすでに新芽が多数伸び始めています。
葉の大半が吹き飛んだ地植えのレッド広島も、
葉の残っていない枝からも新芽が伸び始めています。
枝先が吹き飛んだシュート枝は、
ステムが順調に伸び始めていましたので、その下の芽は掻き取ってありました。
その掻き取った芽の脇芽が伸び始めていました(赤・青の矢印)。
赤い矢印の方が勢いがありますので、青い矢印の芽は掻き取り、赤い矢印の芽の5㎜上を、改めて剪定しておきました。
11月下旬以降に伸びたステムに花が咲くと思います。
剪定以降ずっとご覧いただいているステムは、
ステムはすでに55㎝を越えました。
しかし、前回ご紹介したように塩害が顕著です。
矢印部分が縮れていますので、コンテスト花としては使えません。
家庭用の切り花候補です。
一方、塩害の出なかった(塩害に強い?)株は、
ステムは順調に伸び、45㎝を越えています。
先端の矢印の部分は、
ご覧の通り、すでに小豆大の芽がのぞいています。
もう一方のステムは、
25㎝ほど伸びています。
こちらには、まだ蕾の気配がありません。
そんなこんなを確認して、夕方、定期薬剤散布を済ませました。
今日のレシピは、
ポリオキシンAL 水溶剤(殺菌剤)……32g
プレオ フロアブル(殺虫剤)……80㏄
アファーム乳剤(殺虫剤)……80㏄
マルチ ケーミン(微量要素剤)……80㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
今回まで、規定濃度の2割減の散布を行いましたが、新芽に影響は出ていません。
次回からは規定濃度で散布します。
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