早くも7月中旬、8月の「やさしいばらの育て方講習会」まで、あと3週間となりました。
8月の講習会は第1日曜日ではなく、8月6日土曜日の開催です。
どうぞお間違えのないようにお願いいたします。
今後、何度もお知らせいたしますが、悪しからず。
(まだ8・9月分のテキストが出来上がっておりませんので、時間を見つけて書かねばなりません。。。ヒエ~~、時間がな~~い!)
さて、先週来、声を大にして「梅雨は明けていない!」と願望を込めて言っておりましたが、その願い通り「戻り梅雨」状態が続いています。
九州や関東・東北では記録的な短時間降水量を記録しているようですが、梅雨末期の大規模な豪雨被害にならぬようにと祈っております。
ところが、かく言う当地・明石では時々強い雨は降るものの、例年ほどの梅雨の恵みを頂戴しておらず、地植え株の雨不足の心配は解消しておりません。
そんな中、我が家の2番花のピークは先週で終わり、現在は3番花の蕾が上がり始めています。
朝ー2の画像で、手前に写って終わるとやや深め(1番花が咲いたステムの上部まで)の剪定を行います。
そうすることによって3番花はちょっと太めのステムに咲きますので、房咲性が多少は豊かになります。
さらに3番花が咲き終わればその房の下で剪定し、4番花を咲かせます。
4番花が終われば、またやや深め(3番花のステムの上部まで)の剪定をして秋の花を咲かせます。
つまり、フロリバンダはHT種の「夏剪定」のような一斉剪定はせずに、時々(2回に1の剪定をして秋まで(と言うか12月まで)ダラダラと咲かせ続けます。
そうすることによって、9月上旬~10月中旬までの(HTの)花がない時期にも「マンマイちゃんの花(仏壇花)」を確保します。
この1週間の採花は、毎朝わずかずつです。
例によって「これは!」と思える花の写真をご覧いただきたいのですが、さすがにこの時期になるとエエ花はありません。
この数日、曇りの日が続きましたので、さすがの御神木も発色が悪いです。
7月10日「作業は午前中のみ」の記事で、新たなシュートが上がっていることをご報告いたしましたが、そのうちのいくつかを今日の様子と比べます。
今年のシュートはA・B・Cの3本で打ち止めのつもりだったのに、新たに5本もシュートが出て「困った」と申し上げましたが、結局
①⑤だけを残して、他は掻き取りました。
新しいシュートが5本ということになりましたので、今年の12月の土替えの時には8号鉢から10号鉢に「出世」することになりそうです。
(ちなみに、芳純……皆様は昔と同じエエ香りがしますか?私も20年前には香水に採用されるほどの魅力的な香りに心弾みましたが、現在はほとんど香りを感じません。樹・品種が劣化したためでしょうか?それとも私の鼻が老化したのでしょうか?)
赤の矢印はシュート処理でピンチした箇所です。
赤の矢印でシュートの先端をピンチしましたが、また新たに青い矢印のシュートも発生しています(まだシュート処理をしていませんが)。
鉢植えの「二毎芽(にまいめ)剪定」の威力はしばしば自慢しておりますが、今日はこんな株(品種は高雄)も見つけました。
赤の矢印①②がこの2月の「二毎芽剪定」の位置です。
ともに昨年発生したシュート枝で2月の剪定をしています。
青い矢印③は今年の5月中旬に発生したシュートで、すでに2段目で花を咲かせました。
そして今日、紫の矢印④のシュート芽を発見しました。
④も太いシュートになることが期待できますので、これが2段目の花を咲かせる頃(8月下旬)には①②の枝は根元から切り捨て、新しいシュート枝2本で仕立てて12月の土替えを迎えそうです。
(ただし、①②ともに春の1番花を咲かせたステムが十分に太く立派な枝になっていますので、秋の花を各1輪ずつ咲かせた後、12月の土替えで根元から切除ということになるかもしれません。)
鉢植えの株は二毎芽剪定をすると必ず新たなシュートが出ますので、2月の剪定は前年に出たシュートのみの剪定(それを二毎芽で切る)になります。
夕方定期薬剤散布を予定していましたが、午後2時過ぎと4時過ぎに短時間に強い雨が降り、ばらの葉が濡れてしまいましたので、散布は明日に延期しました。