今日も朝から採花に追われました。
どうやら、昨日~今日が2番花開花のピークのように思います。
平日は出勤前のわずかな時間で、開花したステムを切ってバケツに突っ込むだけですが、昨日・今日は仕事が休みで時間に余裕がありました。
となると、エエ感じで咲いている花は写真に残したいので、切っては撮り、切っては撮りで、えらく時間がかかってしまいます。
バケツが総動員になりましたので、この後は、ご近所にお配りして空いたバケツができおたところでまた切る……の繰り返しで、午前中がつぶれました。
上の写真に入っているものも入っていないものも含めて、今日のエエ感じの花を以下に並べます。
今日の「ナンバー ワン」は、これ ↓
1番花は120%花首が直角に曲がる「とんでもない品種」です。
それを見たら「即・廃棄」の候補なのですが、2番花以降は花首も曲がらず、特に秋花はボリュームも満点で見事です。
20年ほど前に、小川宏氏から「白い手児奈」として送られてきたものですが、その後は全く世間に出ていない品種のようです。
ついでに小川ローズでは、
いずれもコンテストの定番です。
ただし、ロージクリスタルの秋花は色が濁り(黒ずみます)、併せて花芯が乱れますので、「春だけ品種」と認識するのが良いと思います。
本来HT種ですが、我が家では枝変わりしてツルばらになっています。
白い品種を2種。ともに「お配り用」で切りましたので、開花度が足りませんが。。。
我が家の「サワちゃん」と「さっちゃん」です。
「サワちゃん」は大月啓仲氏の作出花ですが、花弁が厚くて花保ちが良く、切り花として大変優れた品種だと思います。
香り品種として栽培しています。
2番花はちょっと小ぶりです。
これまた開花度が足りませんので、本来の花形になっていません。
以下、すべてフロリバンダ種です。
鉢植えで30数年、明石に家を建てた時から住み続けている老木です。
スタンダードに咲いたものですが、そのスタンダードも30数年の老木で、さすがに衰えが目立っています。
ちょっと開き過ぎていました。。。
細枝に単花で咲いていました。本来、房咲性はさほど強くなく、4~5輪といったところ。秋にかけて単花咲きが多くなります。
日本ばら会の配布苗ですが、そのまま我が家に住み着いています。
同様に配布苗では、
「優花ちゃん」は房咲性が豊かで樹も低性、お気に入りの品種になっています。
上の2品種は京成バラ園芸作出ですが、以下の2品種も。
最近は「ローズうらら」というのが正式名称のようですが、我が家ではずっと「うららちゃん」です。
「早春」という名ながら、私は晩秋の「早春」が好きです。
中央やや右の全開の花の右下に穴が開いていますが、犯人は…コイツ!
分かりにくいかもしれませんが、赤の矢印。。。小さなコガネムシが潜り込んでいます。ドウガネブイブイやハナムグリとは違い、虫体が柔らかく指で簡単につぶせます。
京成バラ園から購入した株で、香りの品種として栽培しています。
20年前にはものすごく香ったのですが、最近はあまり香りを感じません。
樹が老化したのか、私が老化して嗅覚が弱ったのか。。。
オレンジ系2品種。
陽の光でオレンジ色が濃くなります。
営利用切り花として、花屋さんでも時々見かけます。
照り葉が美しく、これも30年以上の付き合いです。
30年以上の古い付き合いでは、
房咲性が豊かで、平咲きながら1輪1輪が大きく開きます。
ありふれた花色……しかし飽きない色です。
陽に当たってほんのりとピンクに発色した時の美しさは最高です。
しかし天気が悪いと白色で終わります。
お天道様が仕上げをする品種の1つです。
派手なピンクの一重品種。
細枝性で横張ですが、エエ味を出しています。
季節により色合いが変わります。夏は黄色が消えて白くなっています。
秋の「えんじ色+黄色のストライブ」の色合いが一番好きです。
夕方4時過ぎに定期薬剤散布をしました。
散布前には陽が陰っていたのですが、散布する時になって急に青空が広がり、陽射しが強く暑くなってしまいました。
薬害は心配ないとは思うのですが……もう1時間遅い散布の方が良かったかもしれません。
今日の薬剤レシピは、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……50㏄
プレオ フロアブル(殺虫剤)……100㏄
アファーム乳剤(殺虫剤〈兼・ナスのアブラムシ退治〉)……100㏄
バイオ アクト(ダニ忌避剤)……100㏄
アプローチBI(展着剤)……100㏄
天気図から梅雨前線が消え、明日からの1週間は梅雨が明けたかのような真夏日の連続という予報です。
皆さま、ご自愛くださいませ。水分を十分摂取して、熱中症にご注意のほどを!