平日は仕事で京都通いをしていますので、朝6:50には家を出て、帰りは19:00近くになります。
丸5日間、平日はばらさん達の作業がほとんどできません。
本日土曜日、久々に明るいところで庭を見ると、すっかり様子が変わっていてびっくりします。
ツルばらの蕾が大きくなり、それぞれの萼が縦に割れ始めて花色がのぞき始めています。。。開花まであと11~13日といったところ。
今年は「春の嵐」が1回しかなく、またクロケシツブチョッキリ(バラゾウムシ)・バラクキバチの来訪もなく、今日までのところ、例年になく「快調」です。
先週の土曜・日曜に主蕾を摘んだフロリバンダ種は副蕾たちが大きくなっています。
仕事のため、丸5日間HT種の副蕾摘みの作業ができないと、
こんな状態になっています。
これほど副蕾が大きくなっていれば、すべてピンセットを使わなくても直接指で除去できます。
上の3つの赤色の矢印はこれで問題ありません。
しかし、下のオレンジの矢印部分をクローズアップすると、
副蕾を除去した個所が「傷跡」として残ってしまいました。
側雷摘みのタイミングが遅れて、側雷の花首が伸び始めてから除去すると、こんな傷物になってしまいます。
コンテストの1本花競技では、この「傷」が「こまめに庭の見回りができていない証(あかし)」として、大きな減点対象になります。
まあ、咲いた花をガーデンで楽しんだり、家庭用の切り花で楽しんだりする場合は、気にしなくても良い「傷」ですが。。。
また、今週木曜日の雨の後、昨日・金曜日には急に強い陽射しが戻りました。
その結果、葉焼けを起こした株があります。
葉焼けの出やすい品種(コンフィダンス系やマダム ヴィオレなど)には、雨の降っているうちから色付きのビニール傘(青や黄)を差しかけて葉焼けを防ぐ努力をしていた時代もありましたが、現在では面倒くさくなってやめました。
その結果、ご覧のように葉焼けはよく見かけます。。。ま、仕方ないですワ(と笑い飛ばします。)
蕾が大きくなった段階で、どう見てもエエ花が咲きそうにもないものを散見します。
蕾にふくらみがなく、正常な花が咲くとは思えません。
そこで、例によって5枚葉を1枚つけてカットし、1.5番花に期待することにしました。
また、花首が強く曲がったものも、5枚葉を1枚つけてカットします。
こんな作業をしつつ、夕方には定期薬剤散布をしました。
ほぼすべての新葉が展開しましたので、今回の散布から通常の濃度にしました。
今日の薬剤レシピは、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……40CC
プレオ フロアブル(殺虫剤)……100CC
アプローチBI(展着剤)……100CC
水……100ℓ
明日は雨になるかもしれません。