元日から昨日までの3日間は風も穏やかで鉢の土替え作業が順調に進みました。
今日(4日)も朝から作業を始めましたが次第に風が強くなり、お昼までで中止せざるを得なくなりました。
あと丸一日作業ができれば、鉢の土替えは完了しそうです。
作業場としてお借りしている畑に使用済みの鉢土の山が出来ています。
昨年大みそかに接ぎ木した連中は、日当たりの良い縁側に置いてあります。
天気が良い日には衣装ケースの中が30℃を超えてしまうことがあります。
カーテン越しに日光を当てたり、ふたの開け方などにより温度を調節します。
15℃~25℃になれば理想だと思います。
さて、1月1日の「接ぎ木しました」の記事の中で、穂木を削った際に見える形成層の画像を掲載しましたが、黄色い線や文字を入れたため「見にくい」というお声をいただきました。
それならば……というわけで、改めてここに形成層の見えている部分だけ、書き込みのない拡大画像を貼っておきます。
まず外側(台木の削った皮の方に来る面)です。
活着する時にこちらの面からカルスができる……として私が重要視している面です。
表皮のすぐ下の緑色の部分が形成層です。
私の削り方(ナイフでスパッと)では、幅が0.2~0.4㎜しかありません。
形成層の内側が木質部、さらに真ん中(白くふわふわした部分)が髄……という構造がお分かりかと存じます。
一方、内側(台木の髄の方に来る面)は、
同様に表皮のすぐ下の緑色の部分が形成層です。
削り始め(画像左側)の形成層の幅は0.5~0.7㎜ほどはありそうですが、私の削り方ではだんだんと深く削ってしまうため、先端の形成層は0.2~0.4㎜程度でしょう。
もっと薄く削(そ)げばよいのかもしれません。
ただ、形成層の下の木質部は見えていますが、髄の部分までは達していません。
以上、1月1日分の記事のフォローでした。
明日は風が収まって、作業ができると良いのですが……