準備……とはいっても、必要な資材をあちこちに手配しているだけです。
まず、鉢の土替えの準備。
赤玉土と腐葉土を、いつもお世話になっている近所の園芸店に注文しました。
1週間ほど後に届けてもらいます。
ばらの秋苗もありましたが……
11月の初めに入荷したものらしく、多くの株の芽が動いています。
しかし、過日我が家に届いた某ネットショップの苗とは違い、40㎝ほどで剪定してありますので、下の方の芽は動いていません。
ラベルを見ると、ほとんどが宝塚の農園で栽培された苗のようです。
(よく見ると「オレンジ色の札」の付いたものも数株ありますが……値段が全然違いますね。)
地植えに与える堆肥もネットで注文しました。
この3年ほどは(お金をケチって)牛糞堆肥を使っていましたが、やはり窒素分が多いため春の花は色がぼけていたと思います。
また牛糞堆肥は株元に施した後、しばらくの間ひどく臭いますので、家内にも大変評判が悪かったこともあり、この冬はやはり「もみがら堆肥」を使うことにしました。
浜松の肥料店で数年前までは安価で購入でき毎年注文していたのですが、送料込みの値段になり大変高価になってしまいました。
しかし、背に腹は代えられない……私の酒代を1~2週間分我慢することにして、今年は「もみがら堆肥」を注文することにしました。
というわけで私は冬の作業の準備をしておりますが、ばらさん達も徐々に冬色になっています。
典型的なのが枝の色です。
気温が下がってシュートがきっちりと硬く締まると色が変わります。
日の当たっていない側は普通の緑色ですが、
日の当たる側の充実したシュートは色が赤く変わっています。
しかし未成熟の柔らかいシュート(矢印)は緑色のままです。
すべての品種が変色するわけではありませんが、赤色系の品種では比較的よく赤変が見られます。
ホームセンターなどで秋苗を購入する際、この変色はシュート枝の充実度を判断する目安にはなります。(11月の早い時期に掘り上げた苗はまだ枝が固まっていないことが多く、緑色のシュートばかりです。)
最後に、今週中に採花できそうな蕾を並べておきます。
明日は雨の予報、雨の後の火(祝日)・水は冬型の気圧配置で、またまた木枯らしが吹きそうです。
北陸方面の関西ばら会の会員さんは冬の到来かと存じます。
どうぞご自愛くださいませ。