師走が近づきますと、ばらにも「実りの秋」が訪れます。
私は梅雨明けの頃「ツルばらの梅雨明け剪定」をします。
真夏に茂りすぎて病害虫の巣窟になるのを防ぎ、かつ「懸崖作り」の下に置いてある鉢植えの日照を確保するためです。
(7月25日 ツルばらの「梅雨明け剪定」 の記事をご参照ください。)
その時に「つるデンティベスは晩秋になると実が柿のような色になり非常に美しいので、冬の剪定まで放置します」と書きましたが、ご覧のように実がなっています。
ただ、このデンティベスは樹齢35年以上。
株元の直径は30㎝ほどありますが、これまでに何匹のゴマダラカミキリを育てたことやら……
この2~3年もシュートの出方、実のなり方、樹勢……いずれも調子が良くありません。
たぶんテッポウムシが入っています……が、私はテッポウムシ退治が下手クソですので、発見できずにおります。
また、お遊びで「台芽」を鉢植えにしたトゲナシノイバラにも、少しだけ実がついていました。
秋の深まりとともに採花出来る花の数も減ってきました。
このところ日の出は6時30分より遅く、出勤前にばらを見回ることが出来ません。
帰宅も19時前ですので、もう真っ暗。
というわけで、今日は1週間ぶりに明るいところでばらさんたちの顔を見ました。
一重のフロリバンダ種がちらほら咲いていました。
重ねの多いフロリバンダ種は、
あ、このロマンチック メモリーズについては前にも書きましたが、本当はHT種です。
しかし房咲性が豊かなので、私はフロリバンダの扱いをして栽培しています。
そしてコンテスト品種も少し。
そして本日の1等賞は、これ。
この画像では花芯がよ~見えませんが、狭山路らしくない?キリッとしたエエ芯をしていました。
明日は近所の園芸店に、赤玉土やら腐葉土やらを注文に行く予定です。
いよいよ冬の作業の準備です。