異例のコースで福岡県に上陸した台風14号が駆け抜けていきました。
熱帯低気圧から台風になった9月7日の段階では、まっすぐ西進して大陸に上陸するはずだったものが、まさかの北上、そして停滞、さらに予期もせぬ東進とは!
四国、和歌山、三重方面の会員の皆様、被害はありませんでしたか?
それにしても13日~15日の進路予報では、いつもお話ししている通りの我が家にとって最悪の日本海沿岸を東進というコースでしたので、ハラハラ ドキドキでしたが、幸いなことに明石よりも南を通るコースに変わり、ホッと胸をなでおろしました。
このコースならば、明石では東風→北風。我が家は東に隣家、北側は山になっていますので、南側を東進する台風では風害が緩和されます。
ただし吹き返しの西風は要注意ですが、今回は大して強い西風は吹きませんでした。
……というより明石のアメダスによれば、今日の最大風速は午後4時前に11.9m/secとのこと。
その程度の風は普段から吹いています。
というわけで、今回の台風の被害はありませんでした。
葉も落ちず、枝も折れず、通常の朝を迎えました。
近づいてみますと、剪定後約2週間、新芽が順調に伸び始めています。
しかし、先の台風で葉が落ちて丸坊主になった株(9月4日「夏剪定を始めました」の記事のオクトーバーフェスト)は、やはり芽吹きが遅れています。
それでも各枝から芽が伸び始めています。
矢印の芽をすべて伸ばして葉数を増やし樹勢の回復を図るか、それともそれぞれを1芽に絞って「あわよくば良花を~~」の賭けに出るか……普通は迷うところですが、私は何の躊躇もなく、
賭けに出ます。
9月5日「引き続き 夏剪定」の記事以来サンプルにしておりますレディーサワの鉢植えは、しっかりと葉のある場所で剪定した結果、新芽の伸びも極めて順調です。
前回9月12日の記事「夏剪定完了」の時に比べて、芽の伸びが顕著なのがお分かりいただけると思います。
剪定後2週間~3週間のころには、1日で芽が10㎝前後伸びる時期があります。
芽⑤がこれから1週間ほどは、その急成長の時期に入ります。
また9月12日にはほんのわずかに伸び始めていた芽⑥も3㎝以上伸びています。
そしてさらに下の芽(7)も動き始めました。
芽⑤にコンテストレベルの花を期待していますので、芽⑥も芽(7)も迷わず掻き取ります。
芽⑤にすべての養分を集中させます。
夏剪定の後は庭に花がなくてさみしいのですが、剪定時にエエ感じの蕾が乗っていた株には、わざと剪定せずに残してある枝が1~2枝あります(もちろんコンテスト級の花が期待できない細い枝ですが)。
そこにポロポロと花が咲いています。
夏剪定をしないフロリバンダ種も咲き続けています。
台風で新芽に被害が出るのではないか(予備の芽が必要になるのではないか)と思い、この3日ほど芽掻きの作業を中止していました。
しかし、ありがたいことにそれは杞憂に終わりました。
というわけで、多くの枝に新芽がたくさん伸びていますので、明日は芽掻きの作業に追われると思います。