現在、20:20 午後から降り始めた雨がシトシト降っています。
午前中は青空が広がり、ジリジリとした陽射しもあって、雨の気配は全く無し。
むしろ強い陽射しが気がかりで、薬害が出るのではないかと心配でした。
しかし念のためと思い、午前中に定期薬剤散布を終えました。
それが正解でした!!
夕方に……と思ったならば、雨で散布できないところでした。
本日散布した薬剤は、
トップジンM水和剤(殺菌剤)……65g
コテツフロアブル(殺虫剤)……50CC
バイオ アクト(ダニ忌避)……100CC
アプローチBI(展着剤)……100CC
水……100ℓ
今週も気になる病害・虫害がありませんので、特別な薬は使いませんでした。
今朝採花した4番花は少なめ。4番花のピークも終わりです。
9月に入って夏の剪定をしてしまいますと、10月中旬まで花を見ることが出来ません。
それでは寂しかろう……というわけで、私はフロリバンダ種の夏剪定はせず、剪定をするHT種の花の無い期間にフロリバンダ種の花が咲き続けるようにしています。
そのために、8月中旬以降フロリバンダ種の採花をする際には、深目に(1段ほど)切り下げて、夏剪定をしたような状態にしています。
そこから延びたステムが9月中旬以降に咲きますので、マンマイちゃんの花(仏壇花)が途切れることはありません。
朝の見回りをしている最中に、産卵中のチュウレンジバチを見つけました。
ちょうどミツバチと同じような大きさです。
産卵中は急に飛ぶことが出来ないようで、容易に指でつかみつぶすことが出来ます。
針は持っていませんので、刺される心配はありません。
産卵痕はステムが裂けた状態で残ります。
この裂けめの中に卵が産みつけられています。
しかし、週に1回の定期薬剤散布をしていれば、孵化した幼虫を見ることはありません。
10日~2週間に1度の薬剤散布ですと、
こんなヤツを目にすることになると思います。
近づくと皆一斉にお尻を上げる姿が可愛いのですが、猛烈な食欲がありますので、葉柄が丸坊主になります。
被害を受けた葉を葉柄ごとむしり取って、踏みつぶすしかありません。
また、こんな株もありました。
拡大します。
この株は、昨年秋に千葉の某大手バラ業者から購入したものですが、初めから株元(クラウン部分)に異様なふくらみがあり、そこに毛のようなものがたくさん発生していました。
根頭癌腫病のような病的なものとは思えませんでしたのでそのまま鉢植えにしてありますが、そのふくらみから白根が異常発生しています。
今年の冬の鉢の土替え時にこの部分が土に埋まるような植え方をしようと思っています。
それにしても、7月11日の記事でご紹介した接ぎ木部分の根頭癌腫やら今回の根部の異常やら、昨年秋に千葉の某大手バラ業者から来た株はハズレばかりです。
日本を代表するバラ業者として、「初めてばらを栽培する人」をガッカリさせるような苗は販売しないという矜恃を是非とも持っていただきたいと切に願う次第。
秋のばら展「大阪ばら展2021」のコンテスト日程が決まりました。
会員の皆様には日程表を明日発送いたしますので、火曜・水曜にはお手元に届くと思います。
また、当ブログをご覧いただいている皆様、10月29日~31日の咲くやこの花館に於けるばら展にご来場いただき、併せてコンテストにもご出品いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
全くの初心者でもお庭に咲いているバラをご持参いただけば、一般・新人の部に出品して頂けます。
もちろん我々ばら会会員が出品のお手伝いをいたします。
また、当日会場で関西ばら会にご入会いただけば、会員の部への出品も可能です。
東海・北陸・四国の会員さんも毎回出品してくださいます。
関東・中国・九州の方々も、12:30の出品締め切りに間に合うようであれば、是非ともコンテストにご出品くださいますよう、お願い申し上げます。