九州~中部地方で大雨による被害が出ているようです。
私の故郷である信州木曽もかなり降って、木曽川が増水している映像をテレビで見て心配しております。
明石では幸いなことに災害が起こるほどの降り方ではなく、天気予報通り、今日の昼前~夕方にはバラの作業が出来ました。
午前中、雨上がりに見回ると枝枯れ病(キャンカー)の初期症状があちこちの株で見られました。
この枝は、矢印の下の二股に分かれている所で切除しました。
この枝は株元から切除です。
また、防虫ネットの中にこんな奴が侵入して葉を食害していました。
2cm程度の緑色のコガネムシですが、葉を網目状に食害します。
しかも汚らしい糞をまき散らしながら……
テデトールで捕まえて処刑します。。
8月下旬の落葉は毎年恒例ですが、先週、台風の暴風にひどく吹かれた影響なのか、今年は落葉が早く始まりました。
しかも、例年よりも散り方が激しい。
散った葉を拡大して見ますと、
矢印の①~③をさらに拡大してみます。
いずれも目立った斑点やカビ、ダニの痕跡などが見られません。
つまり生理的な落葉と判断して良いと思います。
ただ、3週間後の夏の剪定の時、どれだけ葉が残っているか心配ではあります。
相変わらず小さな夏花が咲いています、と言うか咲かせています。
そして今日の最後の作業は、定期薬剤散布でした。
昼前から晴れ間が見え、午後3時ころには葉が完全に乾きましたので、何とか散布するタイミングが出来ました。
本日の薬剤は
サルバトーレME(殺菌剤)……35cc
スピノエース顆粒水和剤(殺虫剤)……20g
ジェイエース水溶剤(殺虫剤)……100g
バイオアクト(ダニ忌避)……100cc
アプローチBI(展着剤)……100㏄
水……100ℓ
先週に引き続き、気になる病気や害虫が発生していませんので、オールマイティーな薬剤を使いました。
明日からはまた雨、しかも週の中ごろには大雨という予報です。
これ以上の被害が出ないことを切に祈っています。