関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

今日のミカンキイロ

静岡から神奈川にかけて、大変な雨のようです。

私は大学時代4年間を静岡で過ごし、熱海~伊豆に多くの友人たちがいますので、土石流の映像に心を痛めております。

一方、明石では週末雨天の予報とは裏腹に、昨日に引き続き蒸し暑い晴天で、今日も一日、庭仕事をして過ごしました。

 

昨日、ミカンキイロアザミウマの発生をご報告しました。

昨日アップしたバスカリの他の画像を確認しますと、こんなのも写っていました。

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ミカンキイロアザミウマー1

被害のひどいものは、

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スリップス被害ー1

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スリップス被害ー2

こんな感じで弁端が茶色く縮れて汚らしい花になっています。

画像ー2の矢印の先にはスリップスが写っています……しかし、動きません=死んでいます。

昨日散布したトクチオンが効きました。

 

ところが、別にこんなモノも発見しました。

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アザミウマ+?

まず①はこいつです

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ミカンキイロアザミウマ?

横から撮影したためか、上半身があまり黄色くありません。

褐色であればヒラズハナアザミウマの可能性もあります。

専門家でなければ同定できないかもしれません。

ミカンなのかヒラズなのか、その判断よりも重要なことは、こいつ、生きてます!

昨日のトクチオンが掛からなかったのか、それとも薬剤抵抗性があるのか。。。

この先、2・3日は注意深く観察しなければなりません。

それに対して②は花弁に点々と穴をあけた「犯人」です。

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オタバコガの1齢幼虫であれば、蕾に産卵され、その後に蕾に潜り込むため、開花した花弁に「貫通穴」が見られます。

しかしこいつは顕著な「貫通穴」にはなっていません。

下から上に向って「つまみ食い」した感じです。

はてさて、正体は何でしょう?ホソオビアシブトクチバ?ヨトウムシの類?

お分かりの方はご教示ください。

ただ幸いなことに、こやつは昨日のトクチオンの効果で、すでにお亡くなりになっていました。

 

さて、昨日、広島バラ園の田頭数蔵先輩(と勝手に呼ばせていただきましたが)の思わず「故意?」と勘ぐってしまう品種違いのお話を致しました。

今日のブログは美しくない画像ばかり並びましたので、その品種違いの花の画像を2枚ほど貼っておきます。

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ブランデー

ブラックティーを注文したにもかかわらず、こいつが送られてきました。

丸弁の巨大輪で、コンテストとは縁遠い花形です。

しかしこの鮮やかな色に魅せられて、さらにもう1株追加注文し、現在我が家には2株が地植えになっています。

職場に持って行っても1番人気の花です。

 

もう1品種は、昨日ご紹介したジェミニ絡みです。

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アンペラトリス ファラー

思わぬ入賞を果たした品種でしたので、少し増やそうと思い、改めて「ジェミニ3株」を注文しました。

で、秋苗としてやって来たのがこれです。

株を見た時に「トゲが違うかな?」と思いましたが地植えしました。

春になって新芽が伸び始めると、ジェミニの赤いステムではなく鮮やかな緑色のステムでした。

しかも、いつまでたっても蕾が乗らずに伸び続けます。

ひょっとしてツルばらか?と思っているうちに、6月に入ってから咲いたのがこの花でした。

花は小さいのですが、紅の覆輪の派手さは他の品種には見られない魅力があります。

ただ、余りにも遅咲きであること、トゲが尋常でないほど多いこと、そして何よりもコンテストには使えないということで、地植えから鉢植えに替えました。

しかし捨てるに忍びず育てていると、時にすばらしく良い花を見せてくれます。

ちなみに当ブログのアイコンもこの花です。

 

品種違いが発覚するたびに田頭先輩に連絡しますと、必ず注文した品種を改めて送ってくださいます。

「品種違いの株は返送の必要はありません」という一筆がいつも添えられています。