静岡から神奈川にかけて、大変な雨のようです。
私は大学時代4年間を静岡で過ごし、熱海~伊豆に多くの友人たちがいますので、土石流の映像に心を痛めております。
一方、明石では週末雨天の予報とは裏腹に、昨日に引き続き蒸し暑い晴天で、今日も一日、庭仕事をして過ごしました。
昨日、ミカンキイロアザミウマの発生をご報告しました。
昨日アップしたバスカリの他の画像を確認しますと、こんなのも写っていました。
被害のひどいものは、
こんな感じで弁端が茶色く縮れて汚らしい花になっています。
画像ー2の矢印➡の先にはスリップスが写っています……しかし、動きません=死んでいます。
昨日散布したトクチオンが効きました。
ところが、別にこんなモノも発見しました。
まず①はこいつです↓
横から撮影したためか、上半身があまり黄色くありません。
褐色であればヒラズハナアザミウマの可能性もあります。
専門家でなければ同定できないかもしれません。
ミカンなのかヒラズなのか、その判断よりも重要なことは、こいつ、生きてます!
昨日のトクチオンが掛からなかったのか、それとも薬剤抵抗性があるのか。。。
この先、2・3日は注意深く観察しなければなりません。
それに対して②は花弁に点々と穴をあけた「犯人」です。
オオタバコガの1齢幼虫であれば、蕾に産卵され、その後に蕾に潜り込むため、開花した花弁に「貫通穴」が見られます。
しかしこいつは顕著な「貫通穴」にはなっていません。
下から上に向って「つまみ食い」した感じです。
はてさて、正体は何でしょう?ホソオビアシブトクチバ?ヨトウムシの類?
お分かりの方はご教示ください。
ただ幸いなことに、こやつは昨日のトクチオンの効果で、すでにお亡くなりになっていました。
さて、昨日、広島バラ園の田頭数蔵先輩(と勝手に呼ばせていただきましたが)の思わず「故意?」と勘ぐってしまう品種違いのお話を致しました。
今日のブログは美しくない画像ばかり並びましたので、その品種違いの花の画像を2枚ほど貼っておきます。
ブラックティーを注文したにもかかわらず、こいつが送られてきました。
丸弁の巨大輪で、コンテストとは縁遠い花形です。
しかしこの鮮やかな色に魅せられて、さらにもう1株追加注文し、現在我が家には2株が地植えになっています。
職場に持って行っても1番人気の花です。
もう1品種は、昨日ご紹介したジェミニ絡みです。
思わぬ入賞を果たした品種でしたので、少し増やそうと思い、改めて「ジェミニ3株」を注文しました。
で、秋苗としてやって来たのがこれです。
株を見た時に「トゲが違うかな?」と思いましたが地植えしました。
春になって新芽が伸び始めると、ジェミニの赤いステムではなく鮮やかな緑色のステムでした。
しかも、いつまでたっても蕾が乗らずに伸び続けます。
ひょっとしてツルばらか?と思っているうちに、6月に入ってから咲いたのがこの花でした。
花は小さいのですが、紅の覆輪の派手さは他の品種には見られない魅力があります。
ただ、余りにも遅咲きであること、トゲが尋常でないほど多いこと、そして何よりもコンテストには使えないということで、地植えから鉢植えに替えました。
しかし捨てるに忍びず育てていると、時にすばらしく良い花を見せてくれます。
ちなみに当ブログのアイコンもこの花です。
品種違いが発覚するたびに田頭先輩に連絡しますと、必ず注文した品種を改めて送ってくださいます。
「品種違いの株は返送の必要はありません」という一筆がいつも添えられています。