今年は、かつて経験のない早い梅雨入り。
私がコンテストに入門した1990年の頃は、梅田の阪急百貨店で5月20日を含む週の木曜日から次の週の火曜日までというコンテスト日程でした。
それでも、「5月20日にならないと明石のばらは咲かない。
出来れば5月25日までコンテストがあれば……」と言っていたものです。
あれから30年、地球温暖化の影響で今日の我が家は花がすっかり終わり、庭や階段は青々としています。
↑その2の中央に見える赤色や薄緑色の伸びたステムは、1番花のブラインド(蕾のつかない)枝をピンチしたものです。
あと10日ほどすると、2番花が咲くまでの間、花の途切れる時期に「1.5番花」を咲かせてくれます。
四季咲き性のツルばらは、(手の届く範囲内の)咲きがらを、5枚葉を3~4枚残して切り戻し、しっかりとした太い2番花のステムが出るのを手助けします。。
咲きがらを残したままでも勝手に2番花のステムは伸び始めますが、一番花が咲いたステムの上部の貧弱なステムが伸び始めることが多い上に、咲きがらが梅雨の雨に濡れてボトリチス病(灰色カビ病)に罹患し、それを周囲のHT種やFLさせる元凶になります。
手の届く範囲で構いませんので、出来るだけツルばらの咲きがらは除去することをお勧めします。
明日は天気が良さそうですので、地植え株たちに1年間分の元肥を施す作業と、鉢植えに「ご苦労さんのお礼肥え」(月イチの「鉢の肥料やり」)をする予定です。
肥料の準備は完了しています。
BN発酵肥料(黄色の袋(20㎏×2)とミートンエース(白い袋20㎏)は地植え用、左奥のあぶら粕を主要成分にした玉肥は鉢植え用です。
それにしても地植えと鉢植えの施肥……1日で終わるだろうか?
夕方には薬剤の定期散布も予定しています。